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再発防止策の実施状況

このページは旧損保ジャパンの情報を掲載しています。

既に、2006年6月26日の業務改善計画、ならびに9月25日の業務改善計画の実施状況においても報告させていただいていますが、システムによるチェック機能の強化や規程・マニュアルの改定、保険金等支払部門の要員増強などのほか、以下の再発防止策を実行しています。

1.「保険金等支払管理態勢の構築に係る方針」の策定

損保ジャパンは、「適時・適切かつ漏れのない保険金等のお支払い」という基本的な保険金等支払業務を着実に遂行し、真にお客さま志向の社内態勢を構築することを目的として、「保険金等支払管理態勢の構築に係る方針」を策定しました。
本方針にそって、経営陣の関与のもと保険金等支払管理態勢を強化し、適時・適切かつ漏れのない保険金等支払業務の運営・管理を実行してまいります。
主な内容は、「適切かつ的確なお客さま対応」、「社内体制の整備」、「人材育成」、「社内規程等の整備」、「経営陣の関与」等です。

2.「保険金等審査会」の設置

保険金等支払業務の適切性確保の一環として、外部専門家を招聘して「保険金等審査会」を設置しました。
今後、高度な法的・医的判断を要する案件などにおいて、事前に意見を聴取するとともに、無責・免責によりお支払いできないとした案件に関して、その判断の妥当性について事後的な検証を受けます。

3.保険金等支払管理機能の強化

保険金等のお支払い漏れを防止し、迅速かつ適切なお支払いを確保するため、「品質管理室」を設置しました。
当該部署は、保険金等のお支払い状況等を検証するとともに、第三分野商品のご契約に係る無責・免責案件などを調査し、これらの結果をふまえて適切かつ必要な措置を講じます。
また、今後も付随的な保険金のお支払い漏れ防止の観点にとどまらず、適切な保険金等の支払管理体制の構築に向けた検証作業を実施し、保険金等支払業務の品質向上に努めます。

4.支払査定担当者の業務能力の強化

保険金等支払業務を行う担当者の業務能力の維持・向上を図るため、「トレーニングセンター室」を設置しました。
当該部署は、公平かつ適切に保険金をお支払いするため、新任者研修・階層別研修などを実施するとともに、研修効果の把握などを通じて研修内容を見直し、保険金等支払業務を行う担当者の業務能力向上を図ってまいります。

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