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卒業旅行の注意点は?学生におすすめの行き先・持ち物・ポイントについて

Point
  • プランを詰め込みすぎないように注意
  • お金の管理は二人以上ですると良い
  • 参加者全員の予算を考えてプランを立てる
  • 台北やソウルなどなら10万円以下でもツアーが見つかる可能性あり
  • スマートフォンの充電器など、忘れ物に注意
  • 節度ある行動を心がけ、現地の法律も確認しておく

2~3月は卒業旅行のシーズンです。高校や大学時代を過ごした友達と、一緒に計画をして旅行をするのは楽しいものです。

そんな卒業旅行を成功させるために知っておきたいのが、行き先の決め方や、持ち物の選び方、そして現地での注意点などです。「プランを決めるときは何に注意すればいいの?」「旅行前に注意すべきことは?」「国内旅行や海外旅行に忘れてはいけない持ち物とは?」などの疑問にお答えします。

卒業旅行の注意点は?無理なプランを立てないこと

まずは、卒業旅行の準備をする際の注意点について解説します。参加者全員が気持ちよく旅行できるように、以下のようなポイントを押さえてください。

卒業旅行でやりがちな詰め込みプランは失敗のもと

卒業旅行では、気を付けたいのがプランの詰め込みすぎです。「あれもやりたい、これもやりたい」とプランを詰め込みすぎてしまいますが、あまりにもせわしないのは体調を崩す原因になりがちです。

本当にやりたいことに的を絞ってプランを立てることが大切です。そして、「もし現地で時間と体力に余裕が出たら別の観光もしよう」というくらいの気持ちでもいいかもしれません。

持ち物チェックで忘れ物をなくす

忘れ物をするとせっかくの楽しい気持ちが損なわれてしまいます。また、集合場所に着いてから忘れ物に気づいて、友達に迷惑をかけてしまうかもしれません。

そこで、持ち物チェックリストを作成して準備をしていくといいでしょう。

とくに、新幹線や飛行機のチケット、お財布、スマートフォンなどは忘れないように注意してください。海外に行く場合は、パスポートも必携です。

現地でもホテルを移動する際や、旅の最終日にはしっかりと忘れ物のチェックをしてください。万が一、ホテルにパスポートを忘れたまま空港に行ってしまうと、予定の便に乗れなくなる可能性があります。
とくにセーフティーボックスの中に貴重品を残していないか、友達と二重にチェックするのが良いでしょう。

お金の管理は二人以上でする

友達のお金もまとめて管理する場合、二人以上で行うのがポイントです。とくに、高額なツアー代金や航空代金の管理を一人に任せてしまうと、任された方の負担が大きくなってしまいます。

参加者からお金を集金するような場合には二人以上で管理し、実際にかかった費用はきちんと参加者全員に伝えることで、トラブルを避けることができます。

レストランの会計も、日本では一人ずつ支払うことができますが、海外ではまとめて一人が払うのが一般的です。チップも一人が代表して払うことがよくあります。レシートなどを持ち帰り、ホテルできちんと計算をして参加者に金額を伝えると、気持ちよく旅行が進められるでしょう。

卒業旅行の行き先選びの注意点は?選び方とおすすめの場所

ここからは具体的に、卒業旅行で人気のエリアを紹介します。予算的に無理なく治安が比較的良いとされているエリアをピックアップしました。

行き先選びで注意したいこと

行き先選びで考慮したい最も大きなポイントは参加者全員の予算です。気持ちよく旅行をするためにも、全員が無理のない金額であることが大切です。飛行機の早期割引などを利用したりすることで、遠方でも安く済む場合があるので、様々に比較検討をすることをおすすめします。

そして、旅行の目的を決めることが大切です。アクティビティを中心にしたいのか、歴史的遺産の観光をしたいのか、大自然の中で過ごしたいのかなど、目的をはっきりさせると、行き先を決めやすくなります。

学生に人気のおすすめの場所

ここからは、学⽣にオススメの旅行先を紹介します。海外については10万円以下のツアーが⾒つかりやすい場所を選びました。国内ではテーマパークが⾼校⽣の卒業旅⾏に⼈気です。

  • ご旅行につきましては、外務省のホームページ等をご確認のうえ検討してください。

海外

  • 台北

    台湾料理や茶芸館での中国茶などが楽しめます。昼は蒋介石を記念した「中正紀念堂」、信仰を集める「龍山寺」、超高層ビルの「台北101」などの観光を楽しみ、夜は夜市でB級グルメを楽しんだり、台湾マッサージを受けたりするのも人気です。

  • ホーチミン

    ヘルシーなベトナム料理や、アジアンテイスト溢れる雑貨店巡り、アオザイのオーダーメイドなどが楽しめます。リーズナブルなホテルから、フレンチコロニアルの伝統的ホテル、そしてラグジュアリーホテルまで様々な宿泊施設があります。

  • ソウル

    若者の街「明洞」、伝統的な雰囲気の「仁寺洞」、問屋街の「東大門」、レザー製品のオーダーメイドが安い「梨泰院」など、個性的な街を楽しめます。冬~初春は気温が低いので、その分、唐辛子の入ったアツアツの料理をおいしく感じます。

国内

  • 北海道

    各旅行サイトでも卒業旅行の人気ランキング上位に登場するのが北海道です。スープカレーやラーメン、海鮮、ジンギスカン、スイーツなどのグルメ人気も高く、郊外に出れば雄大な北の大自然を満喫できます。

  • 千葉県

    「東京ディズニーランド」のある舞浜が人気です。機能的で過ごしやすい大型ホテルが多くあり、それらに滞在しながらたっぷりと一日中遊ぶことができます。東京や横浜と組み合わせて巡る人も多いようです。

  • 長崎県

    九州最大級のテーマパーク「ハウステンボス」やロマンチックな夜景、「出島」などの歴史的スポット、「軍艦島」などが人気です。余裕があれば抜群の透明度を誇る海を眺めながら離島に渡るのもおすすめです。

  • 沖縄県

    南国の風情と美しい自然が魅力です。卒業旅行シーズンでも温暖な気候のため、快適に旅行を楽しむことができます。石垣島などの離島にステイをするのも人気です。

卒業旅行に必要な持ち物は?保険証や便利なグッズについて

国内旅行や海外旅行に必要な持ち物や、持っていくと便利なアイテムについて紹介します。ぜひ、リスト化して出発前にチェックしてみてください。

保険証・パスポート・チケットなど貴重品

旅行で忘れてはいけないものとしては以下のものが挙げられます。必ず出発前にもチェックしてください。

  • 乗り物などのチケット
  • 貴重品
  • 保険証
  • クレジットカード(海外旅行の場合)
  • パスポート(海外旅行の場合)
  • 海外旅行保険などの保険証(海外旅行の場合)
  • 運転免許証(海外で運転をする場合は、国際免許証も必要です)

eチケットの場合にはすぐに画面が開けるように、スマートフォンの充電が十分か確認しておいたほうがいいでしょう。また、海外ではクレジットカード払をすることが多いので一枚はあると便利です。

スマートフォンなどの充電器と変換プラグ

スマートフォンやタブレット、デジタルカメラの充電器は忘れないように注意してください。スマートフォンの充電器は万が一忘れても友達と共有できることもありますが、やはり自分のものがあったほうが安心です。

最近は日本の家電の中にも海外対応のものもあり、渡航先でそのまま使えることも多いのですが、念のため滞在ホテルの電圧について、確認をするようにしましょう。日本は100Vですが、海外では異なることがあります。また、コンセントの形状は国によってさまざまなため、変換プラグを持っていくと便利です。

スキンケア用品やエコバッグなどあると便利なグッズ

旅行に持っていくと便利なアイテムとして、次のようなものがあります。

スキンケア用品・ヘアケア用品

飛行機や新幹線などでは肌が乾燥しやすい上、現地と出発地との気候の違いが肌に影響をおよぼしがちです。使い慣れたスキンケア・ヘアケア用品でいたわってあげてください。日ごろから試供品などを集めておくと、荷物にならずに便利です。

エコバッグ

お土産を持って帰るために使用したり、汚れ物を入れたりなどエコバッグは活躍します。ハワイなどでは、現地のスーパーで買い物をする際にも、エコバッグが必要になります。

圧縮袋

帰りにお土産をしまうスペースがないときに、洋服を小さく圧縮するのに使用します。

ジッパー付き透明プラスチック袋

化粧品を収納したり、お金やレシートを整理したりする際に便利です。また、規定の範囲内であれば液体も小さな容器に小分けした上で、ジッパー付き透明プラスチック袋に入れれば機内に持ち込むことができます。

卒業旅行を楽しむためのポイントは節度がある行動

現地でトラブルに巻き込まれると、旅行の楽しい気分が損なわれかねません。それだけではなく、ケガをしたり、警察などに拘束されたりし、旅行そのものを中断しなくてはいけなくなる可能性もあります。現地で特に注意すべきことを紹介します。

危険を避けて行動しよう

国・地域によって危険な地域があり、その状況は社会情勢により刻々と変わります。安全と思われている国・地域であっても、デモやテロが起きたために不安定な情勢となっている可能性があります。

また、感染症などが発生し、十分な注意が必要となっている場合もあります。

外務省の「海外安全ホームページ」などで危険情報をチェックするとともに、危険とされている場所には近寄らないことが肝心です。財布は他人から見えないようにし、夜間は一人で行動しないように心がけたほうが良いでしょう。

法律違反はしないように気を付けよう

現地の法律に抵触しないようにくれぐれも注意してください。万が一、軽微であっても法律違反をして拘束をされてしまうと、予定期間内に帰国ができなくなる場合があります。それどころか、日本以上に重い罪になる可能性があります。

特に、参加者に未成年がいる場合には、飲酒をしないということを必ず守ってください。その際、注意しなくてはいけないのは国・地域によってお酒が飲める年齢が異なる場合があるということです。ハワイやグアムではお酒が飲めるのは21歳からとなります。

自分は法律を守っていても、思わぬトラブルに遭遇してしまうことがあります。病気で高額の医療費がかかってしまったり、盗難や事故に遭ったりすることもあります。そのようなときのためにも海外旅行保険への加入は忘れないようにしてください。損害保険ジャパンの新・海外旅行保険【off!(オフ)】は、飛行機の遅延によるトラブルやクレジットカードの紛失、ホテルの予約がとれていなかったなど、さまざまな問題も日本語で相談できるので安心です。

まとめ

卒業旅行の準備では、無理のないプラン作りや、持ち物チェック、お金や体調の管理をしっかりと行いたいところです。特に、グループ旅行の場合にはお金の管理が難しく、ツアー代やホテル代などをまとめて支払う場合には、二人以上で管理を行い、使った金額をきちんと参加者全員に示すことも大切です。旅行に持っていきたいものとしては、健康保険証やチケット、貴重品、スマートフォンの充電器などを忘れないようにしましょう。海外旅行のときにはパスポートは必携です。
現地では行動に気を付けて、危険を避けるようにしましょう。海外に行くと法律も異なってくることがあるので、十分に注意してください。

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