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【ペーパードライバー向け】
保険の基礎知識|久しぶりの運転時に知っておくべきこと

普段ペーパードライバーで運転する機会が無い方でも、帰省時に親の車で長距離を運転せざるをえない状況になってしまう場合があるかもしれません。
また、運転が苦手な人でも技術の向上を目指したり、上手くなるために友達の車を借りて駐車の練習をするなど、運転が必要なケースがあるでしょう。
初心者が一人で運転する場合、車の操作に慣れておらず、事故のリスクが高まります。そのため、気をつけることとしては、自分が自動車保険の補償対象となっているか内容を確認すると共に、状況に応じて新たに加入が必要です。
本記事では、ペーパードライバーが久しぶりの運転をする際の自動車保険に関して、注意点や加入しておきたい保険を紹介します。今後の運転に備えて、ぜひ参考にしてください。
- 本記事はすべて2023年11月30日時点の情報に基づいて作成しています。
ペーパードライバーが知っておきたい保険の注意点

まずは、ペーパードライバーとは何かを理解しましょう。
明確な定義はありませんが、免許取得以降まったく運転経験の無い人や、過去に何度か運転していても、現在はほぼ運転していない人などを指します。ペーパードライバーが練習をせずにいきなり運転する場合、標識の確認や車の操作に不慣れなため、事故の危険を伴います。特に交通量の多い地域に代表される都内や府内、幅の狭い道路を運転する際には細心の注意が必要です。
したがって、初めて公道を走る方や久々に運転する方は、緊張によるストレスや不安を和らげる為にも事前に保険の加入について以下の注意点を確認しましょう。
自分の車を所持している場合
自分の車を所有していても、公共交通機関が発達している地域などではなかなか運転する機会が無いかもしれません。そこで、車を久々に運転する場合の、保険に関する確認事項を2点説明します。
車検・自賠責保険の期限切れになっていないか
車検(自動車検査登録制度)や、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)が切れている状態で運転すると法律違反となるため、事前に確認が必要です。
車を持っていたとしても、車検が切れていれば当然車には乗れません。車検切れの車を運転した場合、道路運送車両法第108条により、違反点数6点と30日間の免許停止、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。
参考:第八章 第百八条 罰則
また、自賠責保険の契約期間は、車検の有効期限にあわせて設定されているのが一般的です。車検の有効期限+1ヶ月とされることが基本であるため、久々に運転する場合は、自賠責保険も切れているかもしれません。
自賠責保険切れの状態で運転すると、自動車損害賠償保障法第5条に違反したことになり、違反点数6点と免許停止、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。
任意保険に入っているか確認
車の運転をあまりしないといった理由から、任意保険に入っていない可能性もあります。任意保険に入っていないと、自賠責保険ではまかなえない事故を起こしてしまった場合に、自身で賠償金を支払わなくてはならないリスクが高くなるため、任意保険に加入しているか確認しましょう。
ペーパードライバーが久しぶりに運転するケースでは、慣れていないため事故を起こす危険性が生じます。
自賠責保険の対象は人身事故のみで、対物賠償や自身に対する補償には利用できません。対して任意保険は、相手方への対物賠償、自身への人身傷害・搭乗者傷害などもカバーできます。
事故を起こしたときのことを想定して、任意保険の加入状況の確認が必要です。
親や友達の車を借りる場合
ペーパードライバーで自身の車を持っていない場合、親または友達に車を借りて運転することになるでしょう。それぞれのケースについて、任意保険で確認すべき点を説明します。
親から車を借りる場合
親の車を借りる際、親の自賠責保険や任意保険を使うことになります。ただし、自賠責保険は人身事故に限定されるうえ、高額賠償が発生した場合にまかないきれない可能性があります。
また、任意保険の方が補償範囲は広く設定されていますが、ご加入の保険に運転者の範囲や年齢条件に自分が含まれていない場合は適用されません。
そのため、親の車を借りる際には、任意保険の契約内容を確認し、自分が適用されるかをチェックしておくことが必要です。親が任意保険に入っていない場合や、自分が対象外の場合は、別途で保険を契約しましょう。
親の車を借りる場合の保険については、以下の記事をご参照ください。
ペーパードライバーが加入しておきたい保険

ペーパードライバーで自身の車を所有しておらず、親や友達から車を借りて運転する際には、次のような保険への加入がおすすめです。
- 1日自動車保険
- ドライバー保険
それぞれの保険内容について、特徴を紹介していきます。
1日自動車保険
1日自動車保険とは、親や友達から車を借りる際に、24時間や12時間などに限定して手軽に入れる任意保険です。1日限定のため、安い保険だと数百円で利用でき、かつ当日の契約が可能であるなど、手軽に使えることが特長に挙げられます。
1日自動車保険が適しているのは、以下のようなケースです。
【1日自動車保険のおすすめケース】
- 久々に運転する、 上手くなるために車を借りて公道で練習したい場合
- 直近で急に車の運転が必要になった場合
- 帰省時に、親の車を借りて出かけたい場合
- 家族旅行の際に、運転を代わる可能性がある場合
なお、法人の車、レンタカーなどは対象外となります。また、本人のみが対象者で、配偶者は対象外となります。
ドライバー保険
ドライバー保険とは、他車で起こした事故を補償する自動車保険で、車ではなく人に紐付いていることが特長です。
基本的には、年単位での契約となる保険です。自分の車を持っていなくても、運転の機会が増えてきた場合には、ドライバー保険がおすすめです。
なお、ドライバー保険は配偶者や同居家族などは対象外となるため、注意が必要です。
【ドライバー保険のおすすめケース】
- 自分の車は無いが、長期的に車を借りて運転する機会が増えてきた場合
- 同居ではない親・兄弟・親族の車を、頻繁に運転する機会がある場合
ペーパードライバーが1日自動車保険に加入するメリット
「1日自動車保険」は、契約期間が1日単位のため保険料が安く、かつスマートフォンから簡単に手続きできることがメリットです。
運転経験が浅く、事故リスクの高い20~30代は、一般的に保険料が割高に設定されます。1日自動車保険を利用すれば、年齢に関係無く比較的安い料金で加入できるため、一時的に車の運転が必要な場合におすすめです。
また、手続きが容易で、インターネットからすぐに契約して利用を開始できます。運転に自信がないペーパードライバーでも、出発前にすぐに入ることができて安心です。
久しぶりの運転で不安になる前に保険の加入を
免許取得後ほぼ車に乗っていない初心者ドライバーや、久しぶりに運転をされる方は、自分の運転に不安を感じたり、事故を起こすことが怖いと思い運転を躊躇することもあるでしょう。その場合、運転前に「1日自動車保険」や「ドライバー保険」に加入して、万が一に備えておくのはいかがでしょうか。
ペーパードライバーが万一の事故に備えて入る保険としては、損保ジャパンが提供する1日自動車保険「乗るピタ!」がおすすめです。12時間650円から加入でき、自宅からスマートフォンやパソコンで簡単に手続きできます。
久しぶりにハンドルを握る際は、任意保険の条件を確認すると共に、必要であれば保険に加入し、リスクに備えておきましょう。
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