海外旅行保険の選び方と加入方法、インターネット契約のメリット

Point
  • 海外旅行中の医療費は高額になることが多く、旅行先や目的によってリスクが変化するので適切な補償の選択が必要
  • 海外旅行保険の加入方法は、保険会社・空港・旅行代理店などの窓口やインターネットを利用して申込みが可能
  • 海外旅行保険付帯のクレジットカードは申込み不要だが、付帯条件や補償の過不足に注意が必要
  • インターネット専用の商品は、人件費などのコスト削減により保険料を抑えることが可能

海外旅行保険の加入を検討しているとき、どのような補償が必要なのか、いつどうやって加入すればいいのか、どの保険がおすすめなのか迷う人も多いのではないでしょうか。旅行準備に気を取られ、出発直前になって心配になることもあると思います。また、海外旅行保険付帯のクレジットカードがあるから大丈夫と安心している人も、実は付帯条件により補償されなかったり、補償の過不足があったりするので注意が必要です。
この記事では、海外旅行保険の必要性から選び方のポイント、加入する方法、手段、海外旅行保険付帯のクレジットカードの注意点、おすすめの加入方法などを解説します。

海外旅行保険に加入する必要性と選び方

海外に旅行するときは海外旅行保険に加入しておくとよいと聞きますが、なぜ必要なのでしょうか。ここでは、海外旅行保険の必要性と選び方のポイントについて解説します。

海外は医療費が高額になることがある

海外旅行保険とは、海外へ旅行中にケガや病気になったときや、盗難や破損、他人にケガをさせてしまったなどのトラブルが起こったときに補償をしてくれる保険のことです。
補償内容は加入している保険により異なりますが、旅行のために自宅を出発して空港に向かうところから、自宅に帰着するまでのトラブルに対応しています。
旅行先のケガや病気の治療以外にも、他人の物を壊したり、ケガをさせてしまったりしたときの「賠償責任」に対する補償や、自身の持ち物の盗難や紛失、焼失など「携行品損害」に対する補償などがあります。
他にも、航空機の遅延による交通費や宿泊費、手荷物の到着遅延による生活必需品などの補償や、サポートサービスなどもあり、海外旅行を安心して楽しむための保険となっています。

海外旅行保険が必要とされる理由の一つに、日本と保険制度が違う海外では、医療費が高額になりやすいことが挙げられます。
国や地域によって違いはありますが、例えば盲腸の手術と入院の場合、日本とニューヨークの医療費はおおむね10倍ほど違い、実際の負担額は健康保険が適用されるので、20倍を超えるともいわれています。
高額な医療費であってもクレジットカード払ができなかったり、支払い能力を問われたりすることもあり、支払いができないため治療を断られるケースもあります。

海外の国や地域別の医療費については下記ページを参照してください。

海外旅行保険は旅行先と目的に合った補償を選ぼう

海外旅行保険は、旅行先によって保険料が異なるリスク細分型の商品が主流です。
渡航先でのリスクを細分化して、リスクに応じた保険料で補償提供するため、リスクの低い旅行先では保険料を抑えられ、リスクの高い旅行先では高額支払のリスクを軽減させることができます。そのため、渡航先により保険料が異なります。

また、海外旅行保険を選ぶときは保険料だけでなく、補償内容なども確認しましょう。保険を選ぶポイントを紹介します。

  • 滞在日数を確認(保険期間の選定)
  • 補償範囲を決める(自身の補償のみか、家族の補償も含めるか)
  • 最低限の補償額を決める(ケガや病気、他人への賠償責任、持ち物に対する携行品などに対する補償)
  • 今回の旅行に対してのリスク(マリンスポーツの予定、日本語が通じにくい地域など)

これらを考えたうえで、旅行の目的に沿った補償がある海外旅行保険を選択しましょう。

地域により遭遇しそうなリスクや保険を選ぶときのおすすめについては下記ページを参照してください。

海外旅行保険の加入方法(インターネット・旅行代理店・空港)

海外旅行保険に加入するには、「保険会社」「旅行代理店」「出発前の空港」などで加入する方法があります。ここでは、具体的な加入方法について見ていきましょう。

保険会社の窓口やインターネットで加入する

保険会社で海外旅行保険に加入する方法は、生命保険と同様に店舗窓口や保険販売員(外交員)と対面か、インターネットで申込みができます。

窓口で申し込む場合は、保険販売員に要望を伝えることで適切な補償内容が含まれた保険を紹介してくれます。補償内容にもよりますが、細かい要望にも対応が可能でしょう。
ただし、窓口まで足を運び要望を伝える必要があるので、加入するまで時間や手間がかかります。他の保険会社と補償内容を比較することができないため、求めている補償内容や保険料が適切かどうか自身で判断する必要があるでしょう。

インターネットでの申込みのメリットは、保険料の安さといつでも申込みができる手軽さです。
特にネットの保険会社は設備費や人件費などを抑えられるため、窓口に比べて保険料が安く抑えられていることが多くなっています。
一方、適切な補償内容を自身で設定する必要があります。
ただし、海外旅行保険の補償は、生命保険のように補償内容が大きく異なるわけでありません。必要としている期間も旅行中で、補償内容も旅行中の病気やケガ、賠償責任、携行品の補償など限られています。

旅行代理店で一緒に加入する

保険の代理店や紹介を行っている旅行代理店であれば、海外旅行の申込みと一緒に海外旅行保険の加入ができる場合もあります。
旅行と一緒に申込みができたり旅行と保険がセットになっている商品があり、手軽に手間をかけず保険に加入することができます。

一方で、保険会社が選べなかったり、補償内容が固定されていたりすることもあり、補償が過不足する可能性もあります。

空港の保険カウンターで加入する

国際空港には、海外旅行保険のカウンターが設置されていることがあり、出発直前でも保険に加入することができます。その場ですぐに申込みができるため、うっかり事前に加入を忘れてしまっていても安心です。

ただし、出発前の慌ただしいときの申込みは、十分に補償内容を吟味できず、補償不足や過剰になってしまうこともあるので注意しましょう。カウンターには営業時間があるので、早朝や深夜便の場合は営業時間の確認が必要です。保険は加入後から有効になるため、自宅から空港までの間は補償されません。

また、空港での海外旅行保険は、取り扱う保険の種類が少なかったり割引率が低かったりするので、細やかな要望に対応できない可能性があります。

クレジットカード付帯の海外旅行保険は注意

他にも、クレジットカードに付帯している海外旅行保険もあります。
付帯しているクレジットカードが利用できる状態で所持していれば申込み不要ですが、補償が適用されるかは付帯条件によります。クレジットカードを所持していれば自動的に適用される「自動付帯」と、旅費を対象のクレジットカードで支払うことにより適用される「利用付帯」の2種類があり、付帯条件はクレジットカードによって異なります。
また、補償内容もクレジットカードによって異なりますが、保険会社の海外旅行保険と比べると、補償金額が低めに設定されていたり、トラブル時のサポートが少なかったりするので旅行前に必ず確認をしましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用しつつ、不足している補償を補う方法もあります。
損害保険ジャパンの新・海外旅行保険【off!(オフ)】では、必要な補償を選べる「オーダーメイドプラン」があります。パッケージプランと違い、基本補償(治療費用)にオプションで必要な補償を好きなように追加できるので、保険料を抑えて満足できる補償を手に入れることが可能です。

クレジットカード付帯の海外旅行保険や補償内容の追加については下記ページを参照してください。

また、家族旅行などの場合、保険の補償対象が自身のみか、家族や同行者も含まれるのかも確認しておく必要があるでしょう。

新・海外旅行保険【off!(オフ)】の加入方法はインターネット

海外旅行保険の加入方法を理解したところで、どの加入方法がおすすめなのでしょうか。ここでは、インターネットで加入可能な損害保険ジャパンの新・海外旅行保険【off!(オフ)】のおすすめポイントを紹介します。

インターネットで加入すると割引価格で出発日申込み可能

前述したとおり、インターネットで保険に加入するメリットは安さと手軽さです。
損害保険ジャパンの新・海外旅行保険【off!(オフ)】では、インターネット契約をすると、店頭販売商品と比較して保険料の割引が最大55%オフ*1になります。

以下の表で、店頭販売商品とインターネット契約価格の割引率の一例を挙げて比較してみました。

店頭販売
商品価格
インターネット
契約価格
割引率
韓国
(3日間)
2,750円 1,270円 54%オフ
ヨーロッパ
周遊
(6日間)
4,030円 2,340円 42%オフ
ハワイ
(7日間)
4,430円 2,640円 40%オフ

以下の保険金額で計算しています(オーダーメイドプラン)。

傷害死亡・後遺障害:500万円
治療費用*2:1,000万円
疾病死亡:500万円
賠償責任:1億円
携行品損害:30万円
救援者費用:1,000万円

申込みは出発日の45日前から当日まで可能です。出発当日でもインターネットですばやく申込みができ、マイページからWEB契約証をダウンロードすることができます。
旅行期間が92日以内で、日本国内から申込みを行い、本人名義のクレジットカードで保険料の支払いをすればOK。空港に向かうところから自宅に帰着するまでを補償対象にするには、自宅を出発する前までに必ず申込みをしてください。

*1
アジア旅行(個人・保険料抑えたいプラン・4日間)において、店頭販売商品(海外旅行総合保険)料率での計算と比較した場合
*2
店頭販売商品(海外旅行総合保険)は傷害治療費用と疾病治療費用で計算

加入したら事故の連絡や病院の手配がLINEで可能

LINEとは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで利用できるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、主にコミュニケーションツールとして使われています。
保険会社でも企業の公式アカウントとしてLINEを導入し、顧客からの相談や問い合わせ、商品の紹介などを行っている企業が増えてきました。

損害保険ジャパンの新・海外旅行保険【off!(オフ)】では、旅行先で起きた事故やケガ、病気、携行品の破損などのトラブルから病院手配までLINEを使って連絡することができます。
トラブル報告の受付は、LINE画面をタップして表示された内容に回答すればよいので、手軽に報告することができます。病院紹介もチャットで相談することができます。自動対応が難しければ、電話での受付や相談も可能です。

また、電話やインターネットで受付しても、その後のやり取りをLINEで行うことが可能です。その場合は、公式アカウントの友だち追加用のURLと認証キーが発行されますので、認証作業を行い、担当者からの連絡がきたらチャット利用が可能になります。

いずれの場合も自動対応以外の内容は、営業時間内の対応となるため注意してください。

まとめ

海外旅行中の医療費は高額になることが多く、海外旅行保険はそんなトラブルが起こったときに補償をしてくれるサービスです。旅行先や目的によってリスクは変化するので、適切な補償がある保険を選択しましょう。
海外旅行保険に加入する方法は、保険会社の窓口やインターネットで申し込む方法、旅行代理店で申し込む方法、空港の保険カウンターで申し込む方法の3種類があります。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを所持していれば申込みは不要ですが、付帯条件や補償の過不足に注意が必要です。
特にインターネット専用の商品は、人件費などのコスト削減により保険料を抑えることが可能です。トラブルが起こったときに、保険会社への連絡などが手軽にできることも選ぶポイントにするとよいでしょう。

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