- ホーム
- ご検討中のお客さま
- ジャパンダ・ネットマイカーローン(固定金利型 自動車ローン)
- 【マイカーローンの賢い選び方とは?】返済額の負担を減らす方法や、ローン会社ごとの特徴を徹底解説
【マイカーローンの賢い選び方とは?】返済額の負担を減らす方法や、ローン会社ごとの特徴を徹底解説

マイカーローンを選ぶ際に、少しでも返済額の負担を軽くしたいと考える方は多いでしょう。本記事では、マイカーローンの利用を検討している方に向けて、選び方や効率的に返済の負担を減らす方法を解説します。
一口に「マイカーローン」といっても、銀行系マイカーローンやディーラー系マイカーローン、中古車販売店の自社系マイカーローン、その他のマイカーローン(損害保険会社系など)のように、様々な種類があります。これらのローン商品やその特徴を比較し、自分に最適な選択肢を見つけるポイントも紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
【この記事で分かること】
- マイカーローンは4種類ある!特徴について解説。
- 9つのマイカーローン選び方についてご紹介!
- マイカーローンの審査に通りやすくなる4つのポイントについて解説!
【監修者】 高柳政道
【保有資格】
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- CFP®︎
- DC(確定拠出年金)プランナー2級
【実績】
- ライター歴2年
- 投資歴2年
- 金融系の執筆本数300本以上(保険の記事100本以上、カードローンの記事150本以上、iDeCo・NISA関係も30本以上)
マイカーローンのそれぞれの特徴

マイカーローンを選ぶ際には、それぞれの金利タイプや返済条件を理解することが重要です。ローンにはそれぞれ特徴があり、どのローンが自分に合っているかを判断するためには、各タイプのメリットやデメリットをしっかり把握する必要があります。
マイカーローンのそれぞれの特徴
- ①銀行系マイカーローンの特徴
- ②ディーラー系マイカーローンの特徴
- ③中古車販売店の自社系マイカーローンの特徴
- ④その他のマイカーローンの特徴(損害保険会社系など)
ここからは、上記のマイカーローンのそれぞれの特徴を解説し、最適な選び方をサポートします。自分に合ったローンを選び、返済負担を軽減しましょう。
①銀行系マイカーローンの特徴
銀行系マイカーローンは、銀行などの金融機関が提供するローンです。金利は低め(1〜4%が相場)で、返済期間や金額の選択肢も広く、自分のライフスタイルに合わせた計画が立てやすい点が特徴です。
銀行によっては車の購入費用だけではなく、車検や点検費用、運転免許の取得費用など、幅広い用途が認められることもあります。
購入してからすぐに車が自分の名義となるため、車を手放すときなどに名義変更の手続きを行う必要はありません。
金融機関が提供しているローンなので安心感があり、保証料や事務手数料の透明性が高いという魅力もあります。
しかし、その分審査が厳しく、時間がかかるというデメリットがあります。また、ローンを組む銀行の口座が必要になり、場合によっては店頭窓口での手続きが必要になる場合もあるため、すぐに契約ができないことが多く、急いでいる人には不向きな面もあります。
②ディーラー系マイカーローンの特徴
ディーラー系マイカーローンは、自動車販売店が提供するローンで、購入費用の全額をローンで借りる「フルローン」と、設定した残存価額を引いた金額のみをローンで組む「残価設定ローン」の2種類があります。
審査がスピーディーで、結果がわかるまでの時間も短いのが大きな特徴です。
ディーラーで車を購入するときに、その場で簡単に申込みができるのも特徴のひとつで、土日祝日でも営業しているため、いつでも申込みが可能です。また、審査は銀行系と比較すると通りやすい傾向があります。
また、ディーラー独自の特典やキャンペーンを提供していることもあり、お得に利用できる場合もあるので、販売店へ問い合わせてみると良いでしょう。
ただし、金利は銀行系マイカーローンに比べて高め(3~6%程度が目安)に設定されていることが多く、返済期間が短く設定されることが多いということも知っておきましょう。さらに、銀行系マイカーローンと異なり、ローン完済までの車の所有権はディーラーとなることが多くあります。
利用用途は車の購入のみとなることがほとんどで、銀行系マイカーローンよりも選択肢が少なくなります。
③中古車販売店の自社系マイカーローンの特徴
中古車販売店の自社系マイカーローンは、中古車販売店が直接提供するローンです。このタイプのマイカーローンでは、販売店側が資金を立て替え、購入者が分割払いで支払う形となります。購入者には借入れが発生せず、金利ではなく分割手数料を支払う形になるので、厳密にはローンよりも割賦取引に近いです。
車の購入手続きと同時に契約ができる手軽さが魅力です。
また、独自の審査基準を設けているため、勤続年数や収入などで不安がある方でも審査に通りやすい点も特徴です。
ただし、販売店によっては分割払い手数料(他のマイカーローンでいうところの金利に相当します)が高めに設定されていたりすることが多く、他のマイカーローンと比較して総返済額が増えることもあるため注意が必要です。
支払いが終わるまでは車の所有権が販売店側にあることや、分割回数の上限が少ないことが多く、他のマイカーローンよりも自由度が低くなります。
また、購入店舗によって契約内容が異なることがあり、頭金が必要だったり、保証人が必要だったりすることもあります。
しかし、販売店独自の条件や特典が付く場合もあり、魅力的なプランが提示されることもあります。
④その他のマイカーローン(損害保険会社系など)の特徴
上記以外のその他のマイカーローンの一つに、損保ジャパンが提供する「ジャパンダ・ネットマイカーローン」があります。
ジャパンダ・ネットマイカーローンは、銀行系マイカーローンと同レベルの低い金利を実現しています。また、固定金利を採用しているため返済期間を通じて金利が変動せず、返済の計画が立てやすいというメリットがあります。
審査結果が最短翌日に分かるというディーラー系マイカーローンのようなスピーディーさも魅力といえるでしょう。
インターネットで申込みが完結できて、土日の申込みも可能となっており、銀行口座の新規開設が不要という点も大きなメリットです。
さらに、購入してすぐに車が自分の名義になるのも魅力です。
また、利用にあたって手数料はかからず、担保や連帯保証人は不要です。契約できる車両は新車・中古車問わず利用可能で、バイクの契約も可能となっています。
マイカーローン選び9つのポイント

ここではマイカーローンを選ぶための9つのポイントを紹介します。金利以外にも、申込み手続きの手軽さや繰り上げ返済の条件など、様々な角度から検討することが大切です。
マイカーローン選びのポイント
- ①金利の安さで選ぶ
- ②金利の種類で選ぶ
- ③保証料や手数料で選ぶ
- ④返済期間で選ぶ
- ⑤手続きのしやすさで選ぶ
- ⑥借入上限額の範囲で選ぶ
- ⑦繰り上げ返済時の手数料で選ぶ
- ⑧審査基準の傾向で選ぶ
- ⑨キャンペーンや特典で選ぶ
①金利の安さで選ぶ
マイカーローンを選ぶ際、金利は返済額に大きな影響を与える重要な要素です。マイカーローンは各社異なる金利を設定しており、同じ借入額かつ同じ返済期間なら、金利が安いほど総返済額を抑えることができます。
なるべく金利を抑えたいという場合には銀行系のマイカーローンや、損害保険会社が提供している「ジャパンダ・ネットマイカーローン」のような低金利のローンがおすすめです。
②金利の種類で選ぶ
金利の安さに加えて大切なのが金利の種類です。マイカーローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。
ここでは、それぞれの特徴や選び方のポイントを紹介します。どちらを選ぶべきか、しっかり検討するための基礎知識を身につけましょう。
①変動金利
変動金利を採用しているマイカーローンでは、金融市場の金利動向に応じて金利が変動します。金利が低い時期にローンを組んだとしても返済中に金利が上昇すれば、その分返済額も増えるリスクがあります。
景気の影響を受けやすいため、将来の金利動向を予測するのは難しいものの、短期間での返済を考えている場合や、低金利のタイミングで返済を進めたい方にはおすすめです。変動金利を選ぶ際は、金利上昇リスクを考慮しながら、返済計画を慎重に立てましょう。
②固定金利
固定金利を採用しているマイカーローンでは、ローン契約時に設定した金利が返済期間を通して一定です。
ローンの金利が変わらないため、返済額が市場金利の影響を受けることはありません。将来の金利変動リスクを避けたい方や、長期にわたって安定した返済を希望する方に向いています。
ただし、変動金利と比較すると、金利が高めに設定されることが多いため、最初から金利負担が大きくなる可能性があることも念頭に置いておきましょう。固定金利は、安定性を重視したい方におすすめです。
③保証料や手数料で選ぶ
金利のほかに保証料や手数料などがかかることがあります。
金利が安いマイカーローンを選択したとしても、保証料や手数料が高くついてしまい、結果的に総支払額が高くなってしまうこともあります。
ローン会社によって保証料を含めた金利を掲載している場合と、金利に保証料を含めておらず保証料が別途かかってくる場合があります。
そのため、低金利という文言だけに注目するのではなく、その金利は保証料を含んだ金利なのか、他に発生する手数料がどれくらいなのかをチェックしておきましょう。
④返済期間で選ぶ
マイカーローンは多くの場合、最長の返済期間が定められていて、契約者自身が返済期間を選択することができますが、契約するローンの種類によっては返済期間を自分で選択できない場合もあります。
返済期間が短い場合は月々の支払額が高くなってしまい、家計を圧迫してしまうこともあります。
また、返済期間が長い場合は月々の支払額を抑えられる代わりに利息の支払額が大きくなり、総支払額が多くなる傾向にあるので注意が必要です。
そのため、あなたが希望する返済期間は最長返済期間の範囲内なのか、月々の支払額に無理はないかを確認してから契約しましょう。
⑤手続きのしやすさで選ぶ
ローンを組む際、手続きや相談に手間がかかることがあります。ローンのために何度も仕事を休んだり、移動に時間を使ったりするのは避けたいもの。家や職場の近くにある銀行なら、気軽に足を運べるので、手続きの負担を軽減できます。
また、ローンの種類によっては販売店で直接契約ができたり、Webで手続きが完結できたりするものもあります。Webでの手続きの場合、申込みから審査、契約までの全てがインターネット上でおこなえるため、わざわざ店頭に足を運ぶ必要がありません。
営業時間を気にすることなく手続きを進めることができるので、オンライン申込みができるかは、ローン会社を選ぶ際の大切なポイントと言えます。
また、Web限定で金利が優遇される場合もあるので、オンライン対応のローンを活用することで、さらにお得にローンを組むことが可能かもしれません。
⑥借入上限額の範囲で選ぶ
マイカーローンでは、それぞれのローン会社で借入上限額が設定されています。
高額な車を購入希望の方は、購入費用がローン会社の借入上限額に収まっているかも大切なポイントです。
ただし、必ずしも借入上限額までローンを組めるわけではありません。
年齢や収入、雇用形態、過去の利用状況によっては借入上限額の満額の借入れができないケースもあるため注意が必要です。
⑦繰り上げ返済時の手数料で選ぶ
「毎月の返済が面倒だから、ボーナスや貯金を使って早く返済したい」と考える方もいます。
繰り上げ返済は、ローンの元金を一部または全額返済することで、利息の負担を減らす方法です。しかしローン会社によっては、繰り上げ返済に手数料を設定している場合があり、手数料の金額が大きければ繰り上げ返済のメリットが減少します。
繰り上げ返済を視野に入れている方は、繰り上げ返済時の手数料の安さで検討するのも選び方のひとつです。
支払いの負担を減らすには、他に条件の良いローン会社があった場合、借り換えを検討することも有効です。借り換え自体が対応できないローン会社もあるため、借り換えを理由にした繰り上げ返済を認めているかどうかもローン会社を選ぶポイントになります。
⑧審査基準の傾向で選ぶ
ローン会社によってマイカーローンの審査基準は異なります。特に、収入状況や勤続年数、過去のクレジット履歴などが審査対象となりますが、それぞれの基準が厳しいか通りやすいかによって、審査の通過難易度が変わります。
例えば、中古車販売店が独自に扱う自社系ローンは、銀行系マイカーローンやディーラー系マイカーローンに比べて審査の基準が緩やかな傾向にあります。
詳細な審査基準は公開されていないことが一般的ですが、ローン会社の商品案内ページにに年齢などの条件が記載されていることがあるので、ご自身の条件に合ったローン会社に申込みましょう。
⑨キャンペーンや特典で選ぶ
タイミングが合えば、お得なキャンペーンを実施していることもあります。マイカーローンのキャンペーンとして多いのが「金利優遇」です。特定の期間内や所定の条件を満たすことで、通常の契約よりも優遇された金利が適用されます。
マイカーローンの返済額は金利によって大きく変動するため、少しでも毎月の負担を減らしたい場合は、ローン会社が実施しているキャンペーン情報を集めましょう。
自動車をマイカーローンで買うメリット

ここでは自動車をマイカーローンで買うメリットを3つご紹介します。
車を購入するのにローンを組むかどうかを悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
自動車をマイカーローンで買うメリット
- ①手元にまとまった資金がなくても購入できる
- ②手元の資金を残すことができるため、予想外の出費などにも対応可能
- ③一括購入が難しい高級車でも購入が可能
①手元にまとまった資金がなくても購入できる
マイカーローンを利用する最大のメリットは、手元にまとまった資金がなくても車を購入できる点です。一括での支払いが難しい場合でも、ローンを利用することで月々の返済に分割し、初期費用の負担を減らしながら車を手に入れることができます。
すぐに車を手に入れることができるため、ほしい期日までにマイカーを持つことが可能です。
②手元の資金を残せるので、予想外の出費などにも対応可能
マイカーローンを利用することで、お金が一気に減るということを防ぐことができ、手元に資金を残すことが可能です。
手元にまとまったお金があれば、病気などの予想外の出費があった際にも安心です。
③一括購入が難しい高級車でも購入が可能
高級車を購入したいと考えている方は、一括で購入をすると生活資金がなくなってしまうことの懸念や、そもそも購入が難しいという悩みを持っている方も多いでしょう。
マイカーローンを利用することで、購入資金がすぐに用意できなくても審査を通過すれば高級車を購入することが可能です。
ある程度の収入があり、過去に滞納の履歴等がなければ審査に通過する可能性が十分にあるので、高級車を購入したい方は検討してみてください。
自動車をマイカーローンで買うデメリット

自動車をマイカーローンで買うデメリット
- ①金利がかかるので、一括購入よりも総支払額が多くなる
- ②家計の状況が悪化した場合、月々の返済額が負担になる
- ③ローンを完済するまでは車を自分名義にできないことがある
①金利がかかるので、一括購入よりも総支払額が多くなる
マイカーローンを利用するデメリットとしてまず挙げられるのは、金利によって総支払額が購入価格を上回ることです。特に、返済期間が長期のローンを組むと利息が増え、結果的に総支払額が大きくなります。
金利を余計な出費と捉えて、できる限り削減したいという方は支払いの期間を短くするか、頭金を利用するかなどを検討しましょう。
ただし、支払いの期間を短くすると月々の支払額が高くなり、家計を圧迫する恐れがあります。
また、一括の購入だと手元のお金が百万単位で減ってしまうので、もしもの時の出費に耐えられなくなる恐れもあるので注意しましょう。
②家計の状況が悪化した場合、月々の返済額が負担になる
勤めている会社の経営状況が悪化したり、体調不良になって働けなくなってしまったりして、家計の状況が悪化することもあるでしょう。
そのような場合、マイカーローンを利用していると月々の返済が負担となってしまい、生活費を満足に確保できなくなる恐れがあります。
もし、支払いができなくなってしまったり遅延してしまうと、信用情報に履歴が残り、あらたなローン契約やクレジットカード作成に影響する可能性があります。
そうならないためにも、多少家計が悪化しても無理なく返済できるよう、余裕をもった返済プランでマイカーローンを利用することが大切です。
③ローンを完済するまでは車を自分名義にできないことがある
ローン会社によっては返済期間中の車に対する自由度にも制限がかかり、完済するまで車の所有権がローン会社となるケースもあります。
その場合、車の売却や買い替えの際にはローン残債の清算や所有権留保の解除手続きなどが必要です。
購入してすぐに車を自分の名義にできるマイカーローンを利用することで、後々の面倒を避けることができます。
マイカーローン月々の返済額はシミュレーションで事前に確認を

マイカーローンの月々の返済額は、金利や返済期間によって大きく変わります。
例えば、借入金額200万円、年利2%、5年(60回払い、元利均等返済)の条件でシミュレーションした場合、月々の返済額は35,055円です。この条件での総返済額は2,103,300円となります。
この総返済額には利息が含まれており、実際に支払う額は元本200万円より10万円以上多くなるのです。借入れ前にこのようなシミュレーションをおこない、返済計画をしっかり立てることが賢いマイカーローンの選び方と言えるでしょう。
マイカーローンの負担を減らすおすすめの方法4選

マイカーローンの返済額を軽減するためには、いくつかの工夫が必要です。適切な選び方をすることで、月々の負担を減らし、総返済額を抑制できます。
マイカーローンの負担を減らす方法
- ①頭金を用意して借入額を減額させる
- ②車のグレードや車種、オプションなどを見直す
- ③金利が安いローン会社を選ぶ
- ④適切な返済期間を設定する
ここからは、上記に挙げたローン負担を抑えるためのおすすめの方法を4つ紹介します。これらの方法を参考にすれば、より計画的な返済プランを立てられるはずです。
①頭金を用意して借入額を減額させる
一つ目は、頭金を用意することで、借入額を減らし、月々の返済額を抑える方法です。
例えば、200万円の車を購入する場合、頭金を50万円用意すれば、借入額は150万円に減らすことができます。これにより、月々の返済額も少なくなり、総返済額も抑えられます。
頭金を多く支払うことで、金利負担も軽減され、長期間の返済でも負担は軽減されます。余裕がある場合は、ぜひ頭金を増やすことも検討しましょう。
②車のグレードや車種、オプションなどを見直す
二つ目は、購入希望の車両のグレードを下げたり、オプションの見直しをすることです。グレードダウンやオプションの見直しで購入費用を抑え、借入額を減らすことができます。
ハイグレードの車両やオプションを複数購入することで、借入額が増え、結果として月々の返済額や総返済額も大きくなります。
一方で、標準的なグレードや低価格のモデルを選んだりオプションを減らすことで、予算に合ったマイカーローンで負担を軽減できます。どのような車種・オプションが欲しいのかだけでなく、家計の状況も考慮して選択することが大切です。
また、新車にこだわるのではなく、新古車や中古車の購入も視野に入れて購入金額を下げることも検討しましょう。
③金利が安いローン会社を選ぶ
負担を減らすためには、金利が最も重要なポイントになります。例えば、800万円の車を5年ローンで購入する場合、金利が1.5%であれば総返済額は830万8,740円です。しかし、金利が3.95%の場合、総返済額は882万9,060円となり、50万円以上の差が生じてしまいます。
返済負担を軽減させるためにも、金利が安いローン会社を選び、総返済額を少しでも抑えられるようにしましょう。
④適切な返済期間を設定する
返済期間が長いと金利負担が大きくなるので、支払額を減らしたい場合は返済期間を短くすることが有効です。
ただし、返済期間を短くすると月々の返済額が大きくなり、病気などの緊急時の出費に耐えられなくなる恐れがあるので気をつけましょう。
例えば、ローンの年数が長ければ長いほどその差は大きくなり、前述の③と同条件で10年ローンにした場合、金利1.5%では861万9,960円、3.95%では969万6,720円と、総返済額の差は100万円を超えています。
給与などの収入金額と月々の返済額を比較して、無理のない金額を支払うように適切な返済期間を設定することが大切です。
主なマイカーローンの審査基準とは?

審査に通らなければ借入れはできません。審査基準を理解することは、スムーズな借入れに不可欠です。以下の表に、一般的な審査基準をまとめました。
審査基準 | 詳細 |
---|---|
年収 | 借入額に見合った年収が必要。安定した収入が重視されます。 |
信用情報 | 過去のローンやクレジットカードの利用状況や返済情報、他社借入額などがチェックされます。 |
勤続年数 | 現在の職場での勤務年数が短いと不利になる場合があります。年数が長いほど安定した収入を見込めるからです。 |
借入希望金額 | 希望する借入額が年収や返済能力に適しているかを確認されます。 年収に対する返済額の割合が金融機関の審査基準に収まるかなどを確認します。金融機関の審査基準を満たす年収に対する返済額の割合は概ね35%~50%程度であることが一般的です。 |
年齢 | 18歳以上~70歳までなど、ローン会社によって設定は異なります。 |
これらの基準を踏まえて審査がおこなわれるため、申込み前に自分の状況をしっかり把握し、必要な準備を整えてください。
マイカーローンの審査に通りやすくなる4つのポイント

審査に通りやすくするためには、いくつかのポイントがあります。
マイカーローンの審査に通りやすくなるポイント
- ①頭金を用意して借入れの総額を減らす
- ②車のグレードやオプションなどを見直す
- ③審査の申込みは1社~数社に絞る
- ④現在、ローンを借りている場合は返済を進めておく
適切な準備をおこなうことで、審査が通過しやすくなり、スムーズな借入れが可能です。ここからは、上記で挙げたマイカーローンの審査に通りやすくなるための4つの重要なポイントを紹介します。これらのポイントを押さえて、より良い条件でローンを利用しましょう。
①頭金を用意して借入れの総額を減らす
頭金を支払えば、借入額を減少させることができます。
例えば、購入希望の車両価格が300万円の場合、頭金100万円を支払えば借入額は200万円です。
ローン審査では、借入額が少ないほど審査が通りやすくなるため、可能な限り頭金を用意して備えましょう。また、頭金を支払うことで月々の返済額も軽減され、総返済額も少なくなります。
②車のグレードやオプションなどを見直す
審査の通過率を高めるためには、購入費用を抑えて借入金額を低くすることもひとつの方法です。絶対譲れない条件だけをまずはピックアップし、妥協できる部分を明確にしましょう。
車種によってはグレードを変更し、車体価格自体を下げることで借入金額を減らすことが可能です。まずは自分が求めている性能やタイプはどんな車なのかを考えたうえで、妥協できる部分は妥協して購入しやすい車種を見極めてください。
また、オプションを見直すという方法もあります。
「シートヒーターをつけたい」「純正のドラレコを取り付けたい」など希望がある場合は購入費用がかさんでしまうことが多いです。
そこで、一度オプションを見直し、純正パーツ以外であれば料金が抑えられないか、そもそもそのオプションは本当に必要なのか、さらに新車ではなく中古車でも問題ないかなどを検討しましょう。
③審査の申込みは1社~数社に絞る
「とにかく早くお金を用意しなくては!」と、多数のローン会社に申込みをするのはおすすめしません。
信用情報に多数の申込み履歴が残り、「この人は別の理由でお金に困っているのでは?」と審査に悪影響を及ぼすかもしれません。
審査の通過率を高めるためには、審査の申込みは1社~数社に絞るのがベストと言えます。各社の審査基準を慎重に比較して、あなたに合ったローン会社を見極めることが大切です。
④現在、ローンを借りている場合は返済を進めておく
他社でお金を借りている場合は、その返済状況が新しいローンの審査に影響を与えます。
まず、返済中のローンは滞りなく返済をしましょう。返済の実績は信用情報に反映されますので、新たなローンの審査にも好影響を与えるはずです。
仮に返済が遅れていると、返済能力を疑われ、審査に通りにくくなる可能性があります。
また、返済中のローンの残高を減らすことも好影響を与える要素です。可能であれば繰上返済を検討すると良いでしょう。
主なマイカーローンの申込みの流れは?

マイカーローンの借入れまでにかかる期間としては、申込み~審査〜借入れまで、2週間程度と考えておくと良いでしょう。以下に申込みの流れをまとめました。
- 1. 仮申込み
- ローン会社のWebサイトや店舗で仮申込みをおこない、基本情報を入力します。
- 2.仮審査
- 仮申込み後、信用情報を基に審査がおこなわれます。結果は1〜3営業日でわかることが多く、審査に通ると本申込みの案内が届きます。
- 3.本申込み
- 必要書類(所得証明書、本人確認書類、注文書など)を提出します。
- 4.本審査
- 提出書類や提供した情報を基に、詳細な審査がおこなわれます。
- 5.契約手続き
- 審査通過後、契約書に署名し、契約条件を最終確認します。
- 6.借入れ・購入
- 契約後、ローン会社から借入金が振り込まれるので、それを資金として車両を購入します。購入後は、契約に基づいた返済スケジュールに従って返済していきます。
マイカーローンなら損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」

「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、損保ジャパンが提供するインターネットで申込みが完結できるマイカーローンです。
利率は通常1.50%~3.95%、エコカー割適用で1.40%~3.85%
と低めに設定されています。
金利の種類は固定金利を採用しているため、返済期間中の金利が一定で、市場金利の変化に左右されないため安定的な返済ができます。
固定金利でありながら低金利を実現している数少ない商品です。
審査結果は最短で翌日に回答されるので、迅速に手続きを進めたい方にも最適です。
審査の申込みはオンラインで行うことが可能で、全ての手続きがインターネット上で完結する手軽さが大きな魅力です。
店頭に足を運ぶ必要がないため、土日でも申込みが可能となっており、忙しくてなかなか時間が取れないという方でも利用しやすくなっています。銀行系マイカーローンのように新たに口座を開設する必要がなく、現在保有している口座を利用することが可能です。
また、ディーラー系マイカーローン等と異なり、購入時から本人の名義となるため、車の取り扱いの自由度が高くなります。
対象車両も新車、中古車だけでなくバイクの購入にも利用可能です。
手数料はかからず、担保や連帯保証人を用意する必要もないので、安心して利用することができます。
借入金額は最大で1,000万円となっており、高級車を購入しようと考えている方にもご利用いただけます。
最長返済期間は10年間と長めに設定されているため、無理なく返済計画を立てたいという場合でもおすすめです。
繰り上げ返済にも対応しているため、まとまったお金が用意できた際に一気に返済することもできます。
まとめ

マイカーローンにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
ご紹介したマイカーローンの選び方のポイントを押さえて、あなたにとって最適なローンを選ぶようにしましょう。
また、審査の通過率を上げるための方法をチェックし、審査に落ちてしまわないように対策をすることも大切です。
この記事を参考に適切なローンの選択と返済計画を組み、理想の車を手に入れてください。