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【車は分割払いで購入すべき?】マイカーローンのメリット・デメリット、審査基準や利用上の注意点をご紹介

車は人生の中でもトップクラスの高額な買い物です。そのため、「現金一括払いで購入するのは難しい」「そもそも手元にそんなにお金がないから買えない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、マイカーローンを利用した車の分割払いについてご紹介します。現金一括払いではなく、車を分割払いで購入することでどんなメリット・デメリットがあるのか、分割払いの方法やかかる金利の種類、さらに返済期間の目安もご紹介します。さらに、マイカーローンを利用する際の審査基準や利用上の注意点なども解説します。
今まさに車の購入を検討している方、車は欲しいけれど現金一括払いが難しいという方必見の内容です。本記事でお伝えする情報をしっかりと頭に入れ、車の分割払いについての理解を深めていきましょう。
【この記事で分かること】
- 分割払いのメリット、デメリット
- 分割払いでかかる金利の種類と返済期間の目安
- 分割払いの審査基準
- 分割払いを利用する場合の注意点
【監修者】 高柳政道
【保有資格】
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- CFP®︎
- DC(確定拠出年金)プランナー2級
【実績】
- ライター歴2年
- 投資歴2年
- 金融系の執筆本数300本以上(保険の記事100本以上、カードローンの記事150本以上、iDeCo・NISA関係も30本以上)
現金一括払いよりお得?車を分割払いで購入するメリット・デメリット

車を分割払いで購入する場合のメリット・デメリットについて、下記で詳しく紹介します。
車を分割払いで購入するメリット
車を分割払いで購入する主なメリットは、下記の4つです
- 手元に現金がなくても車の購入が可能
- すぐに車を入手できる
- 予想外の出費にも対応できる
- 長期の分割払いなら、毎月の返済額を抑えられ、高級車も購入可能
最も大きなメリットは、手元に現金がなくても車を購入できるという点です。年々物価も高くなり、まとまった現金を用意することが難しい方も少なくありません。分割払いをすることで、すぐに車を入手することが可能です
また、手元にお金が残ることで冠婚葬祭や家族の病気など、もしもの場合の急な出費に対応ができることに加えて、家計の見通しも立てやすいというメリットもあります。
さらに返済期間を長く設定すれば、毎月の返済額を抑えられ高級車を購入することもできるかもしれません。
車を分割払いで購入するデメリット
車を分割払いで購入する際に、特に注意すべきデメリットは下記の3つです。
- 分割払い手数料やローンの金利を支払わなければいけないため、総支払額が大きくなる
- 月々の返済額が家計の負担になる
- ローンを完済するまでは車を自分名義にできないことがある
分割払いにすると手数料が発生したり、金利を支払うことになり、最終的な総支払額は現金一括払いより大きくなります。
毎月返済が必要になるので、家計の状況が悪化した場合に家計の負担になることも考えられます。
また、ローンを完済するまでは車が自分名義にならず、車を手放すためには名義変更の手続きが必要になるなど様々な手続きが生じるため、注意が必要です。
車を分割払いで購入する4つの方法

車を分割払いで購入するためには、主に下記の4つの方法があります。
- 銀行系マイカーローンを利用する
- ディーラー系マイカーローンを利用する
- 中古車販売店の自社系マイカーローンを利用する
- その他のマイカーローン(損害保険会社系など)を利用する
下記でそれぞれの具体的な内容や金利相場について、詳しくみていきましょう。
①銀行系マイカーローンを利用する
銀行などの金融機関が提供するマイカーローンは、金利が低め(相場は1〜4%程度)で、借入金額や返済期間の選択肢が多く、自分に合った計画を立てやすいのが特徴です。
また、銀行によっては車の購入費用だけでなく、車検代や整備費用、さらには運転免許取得費など、幅広い用途に対応しているケースもあります。
購入と同時に車の名義が自分のものになるため、売却時などの名義変更手続きを省略できるのもメリットです。
銀行が提供するローンであるため安心感があり、保証料や手数料が明確で安心して利用できる点も魅力です。
一方で、比較的審査が厳しく、結果が出るまでに時間がかかるため、すぐにローンを利用したい場合には向いていません。
さらに、口座の開設が必要な場合や、窓口での手続きが求められることがあるため、気軽にローンを利用したいと考えている方は注意が必要です。
②ディーラー系マイカーローンを利用する
ディーラー系マイカーローンは、車を購入する際にディーラーと提携しているローン会社を通してローンを組む方法です。
ディーラーが提供するマイカーローンは、購入額全額を借りる「フルローン」と車の将来の価値を引いた額のみを借りる「残価設定ローン」の2種類があります。
審査のスピードが早く、申込みから結果が出るまでの時間が短い点が大きな特徴です。さらに、車を購入する際にその場で契約できるため、手続きがスムーズに進みます。土日祝日でも利用できることが多く、銀行系マイカーローンよりも審査が通りやすい傾向があるのも大きなメリットです。
また、ディーラーによっては独自のキャンペーンや特典が用意されていたりと、お得に利用できることもあります。
ただし、金利は銀行系マイカーローンよりも高め(3〜6%程度が一般的)で、返済期間も比較的短めに設定されることが多い点には注意が必要です。
さらに、ローン完済までは車の所有権がディーラー側にあることが一般的で、自由に売却できないケースもあります。また、資金の用途が基本的に車の購入に限定されるため、銀行系マイカーローンよりも利用の幅が狭くなる点も考慮する必要があります。
③中古車販売店の自社系マイカーローンを利用する
中古車販売店が独自に提供するマイカーローンで、販売店が購入資金を立て替え、利用者が分割で支払う仕組みです。この場合は金利ではなく分割手数料が発生するため、実際には「割賦契約」に近い形式となります。
車の購入手続きと同時に申し込めるため、契約がスムーズで手軽に利用できるのが特徴です。また、販売店独自の審査基準が適用されるため、収入や勤務年数に不安がある場合でも審査に通りやすい傾向があります。
ただし、分割払いの手数料(通常の金利に相当する部分)が高めに設定されていることが多く、銀行系やディーラー系と比較すると総支払額が増える可能性があります。
また、支払いが完了するまで車の所有権が販売店側にあるため、売却や乗り換えの自由が制限される点にも注意が必要です。
さらに、購入する販売店によって頭金や保証人の有無など契約内容が異なる場合があります。
④その他のマイカーローン(損害保険会社系など)を利用する
銀行系やディーラー系、中古車販売店系以外のマイカーローンの一例として、損害保険会社が提供するマイカーローンがあります。代表的なものが、損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」です。
ジャパンダ・ネットマイカーローンは、銀行系マイカーローンと同水準の低金利で利用できます。また、固定金利を採用しているため、返済中の金利が変わりません。そのため、安定した返済計画を立てやすくなります。
さらに、審査結果が最短で翌日に分かるため、銀行系マイカーローンに比べてスピーディーな対応が可能です。申込みから借入れまでネット完結できるため、土日でも受付可能。しかも、銀行口座の新規開設が不要というメリットもあります。
加えて、購入後すぐに車の名義が自分のものになることも魅力の一つです。
借入時の手数料がかからず、担保や連帯保証人が不要なのもポイントです。新車・中古車のどちらにも利用でき、バイク購入にも対応しているため、幅広い用途に使えるローンとして注目されています。
車の分割払いでかかる金利の種類

車の分割払いでかかる金利は2種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
- 変動金利
- 固定金利
それぞれの名称は聞いたことがあっても、その具体的な内容まではよく理解できていないという方も少なくありません。
上記2つの金利はそれぞれどんな特徴があるのか、メリットやデメリットと共に、詳しい内容についてチェックしておきましょう。
変動金利
変動金利は市場金利の変動が適用される仕組みで、一般的に半年に一度見直しが入り、返済の途中でも変動した金利が適用されます。
変動金利は固定金利よりも金利が低めに設定されることが一般的です。金利が今後上がらない場合は、固定金利よりも総返済額を抑えられる可能性が高くなります。
しかし、金利が上昇すればその分返済額も増えるので、家計の負担となってしまう場合がありますので注意しましょう。
金利の変動があるため家計管理が難しいですが、金利が低いうちに短期間で返済をしたい方には変動金利がおすすめです。
固定金利
固定金利は、返済期間の金利が固定される仕組みのため、完済まで月々の返済額が一定となり、家計管理がしやすいことが特徴です。将来的な金利上昇のリスクを考慮することなく、ローンが利用できるのは嬉しいポイントでしょう。
ただし、変動金利よりも金利が高めに設定されていることや、市場の金利が下がった場合はその恩恵を受けられない点を覚えておきましょう。
車の分割払いは何回が平均?返済期間の目安をご紹介

分割払いで車の購入を検討している方の中には、「平均的な返済期間はどのくらいなのか」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは車の分割払いにおける返済期間の平均と最大を紹介します。
- 返済期間の平均は3〜5年
- 返済期間の最大は7~10年
返済期間は、一般的には平均で3~5年程度です。しかし、平均的な返済期間が必ずしもあなたの状況にあっているとは限りません。
返済期間が長い場合、月々の返済額の負担は少なくなりますが、その分最終的な総返済額が大きくなります。
一方で、返済期間が短いと月々の返済額が多くなり、家計の負担になる場合もあるでしょう。
これらの特徴を踏まえて、あなたの状況や家計の支出などを総合的にみて、無理のない返済期間を設定するようにしてください。
返済期間を決定する際は、
- 月々の返済額はどれくらいなら家計の負担にならないか
- 自分の収支に見合った無理のない内容か
- 車を買い替える前に完済できるか
- 車検のタイミングに合わせるか
などの点を考慮すると良いでしょう。
ローン会社ごとに最長返済期間が異なる点には注意してください。あなたが希望する返済期間が、利用を検討しているローン会社の最長返済期間の範囲内なのかを事前に確認しておくと良いでしょう。
ローン会社にもよりますが、最長返済期間は7~10年程度で設定されていることが多いです。
車を分割払いするには審査が必須

車の分割払いは、誰でも利用できるわけではありません。分割払いをするためにはマイカーローンの審査を受ける必要があり、審査に落ちると分割払いを利用することはできません。審査で重要視されるのは、主に下記の項目です。
- 安定した収入
- 雇用形態や勤続年数
- 過去のローン利用などの信用情報
- 借入れを希望する金額
- 申し込む人の年齢
審査で特に重要なのが「返済能力」です。安定した収入が得られているか、雇用形態は正社員か、勤続年数はどれくらいか、クレジットの利用状況や他の借入れの返済状況はどうか、などの情報から返済能力を判断するのが一般的です。
過去にローンの返済や携帯電話の利用料金の遅延や未払いがあった場合は借入れができないことがあります。また、現在の借入れ状況やクレジットの利用状況が理由で審査が通らないケースもあります。
申し込む際に極端に高い借入額を希望すると審査に通らないこともあるため、自分の年収から見て高すぎない金額を希望するようにしてください。
また、「借入時18歳~70歳未満」などの年齢条件がそれぞれ設けられているので、自分が利用できる年齢なのかも大切なポイントです。
短期間で複数のローンに申し込むと、生活に困窮しているとみなされ審査に通過しにくくなる恐れがあるので注意しましょう。
マイカーローンを利用する際の注意点

マイカーローンには様々なメリットがありますが、利用には下記のような注意点があります。
- 審査・振込は即時ではなく時間がかかる
- 審査の結果によって下限金利が適用されない場合もある
- 返済プランは事前に立てておく
- 車を手放してもローンの返済は必須
- 車の本体価格以外に初期費用が必要
- 車の購入後も維持費が発生する
審査・振込は即時ではなく時間がかかる
審査は申し込んだ当日に完了するのではなく、最短でも翌日以降の回答になることが多いです。
また、審査を通過しても振込まで日数がかかることもあるので、車の購入代金の支払期日には注意が必要です。
支払期日が分かっていれば、それまでに振り込みが可能かどうかを事前に確認しておきましょう。
審査の結果によって下限金利が適用されない場合もある
マイカーローンの金利は◯〜◯%と幅があるため、審査結果次第では下限金利が適用されないことがあります。
幅の中での高めの金利提示となる可能性もあり得ますので、申し込むローン会社を選ぶ場合は下限金利だけでなく上限金利にも着目すると良いでしょう。
返済プランは事前に立てておく
返済プランを立てずに利用してしまうと、家計状況が悪化した場合などローンの返済が苦しくなってしまう恐れがあります。
そのため、事前に月にどのくらいの金額であれば家計そのため、状況に対して適切なのかを考えておきましょう。
ただし、月々の返済額を抑えるために、むやみに返済回数を増やしてしまうと総返済額が増えるので、注意が必要です。
車を手放してもローンの返済は必須
車が不要になった場合や、事故等で廃車になってしまった場合に車を手放したとしてもローンの返済がなくなるわけではありません。
そのため、手元に車がない状況でもローンの返済は続いていきます。
車を手放す可能性についても視野に入れて検討しましょう。
車の本体価格以外に初期費用が必要
車を購入する際は本体価格以外に初期費用が必要です。
購入にあたって必要な初期費用には下記のようなものがあります。
- 保証料
- 事務手数料
- 代行依頼時は納車費用・検査登録手続き費用
そのため、車の本体価格だけを考えて契約をしても、思っていたよりも多くの初期費用がかかるため、月々の返済額の負担が大きくなる場合があります。
車購入の初期費用がどれくらいかかるのか見積もりで確認し、資金計画を考えるようにしましょう。
車の購入後も維持費が発生する
車を購入してローンの返済が始まった後も、車の維持費が発生します。
- 保険料
- 各種税金
- 車検費用
- 燃料費
- 駐車場代
- 定期的なメンテナンス費用
購入後に車の維持費の支払いが発生することも考慮して、ローンの返済プランを検討するようにしましょう。
車を分割払いで購入するなら損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」

損保ジャパンでは、「ジャパンダ・ネットマイカーローン」というWeb完結型のサービスを提供しています。
銀行系マイカーローンに引けをとらない低金利となっており、通常金利1.50%~3.95%、エコカー割適用で1.40%~3.85%でローン契約が可能です。
金利は保証料込みの固定金利となっており、月々の返済が一定のため家計管理がしやすく、返済計画も立てやすくなります。
審査結果は最短翌日に分かるので、スムーズな手続きが可能となるでしょう。さらに、仮審査の申込みから借入れまでも最短で1週間とスピーディーに対応します。
申込みはWebで完結でき、土日祝日の申込みも可能です。しかも、お手持ちの口座が利用できるため、新規口座開設の手間もかかりません。
また、購入時から車を本人名義にできるため、車の買い替えや売却の際に面倒な手続きが不要となります。
他にも
- 対象車両は新車、中古車問わず、バイクも可
- 手数料、担保・保証人不要
- 借入金額は最大1,000万円
- 最長返済期間は10年間
- 駐車場代
- 一括繰上返済に対応
など、さまざまなメリットがあります。詳しくは下記のページをご確認ください。
車の分割払いに関するよくある質問

車の分割払いについての疑問や不安、悩みを抱えている方から寄せられる質問を紹介します。
- 車の分割払いでは手数料が発生する?
- 車の分割払いは月々いくら支払うことになる?
車の分割払いでは手数料が発生する?
車の分割払いでは、分割払い手数料や金利の他に、保証料や事務手数料が発生することがあります。また、繰上返済する際にも、繰上返済手数料や振込手数料などが必要になることが多いです。
各種手数料はローン会社によって異なるので、確認してから利用を検討しましょう。
車の分割払いは月々いくら支払うことになる?
借入金額・借入期間・金利によって月々の返済額はそれぞれ異なります。例えば、同じ借入金額でも借入期間が短ければ月々の返済額は大きくなり、借入期間が長ければ月々の返済額は抑えられます。
また、金利も返済額を左右する大きな要素です。
「ジャパンダ・ネットマイカーローン」では様々な借入金額・借入期間・金利における返済額のシミュレーションができるので、まずは一度実際の金額を算出してみることをおすすめします。
まとめ

手元の現金を残して憧れの車を手に入れるには、分割払いがおすすめです。月々の返済もしっかり計算した上で設定すれば、無理なく支払いを続けることが可能です。
本記事では、車の分割払いにおけるメリットやデメリット、分割払いで購入するための方法や金利の種類、平均的な返済期間、審査基準、利用時の注意点などについて詳しく紹介しました。分割払いは手持ちの現金がない場合でも車を購入することができますが、審査に通過しなければ利用はできません。
審査に通過するためには返済能力があるかどうかが重要です。収入に見合った借入金額となっているか、月々の返済額は家計に影響がないかをしっかり考慮し、余裕のある返済計画を立てたうえで分割払いを利用しましょう。