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【800万円の車のローン返済額は月々いくら?】審査に通りやすい年収や負担費用まで徹底解説

「800万円で車を購入したいけれど、月々いくらの返済額になるのか」「自分の収入でも800万円の車を購入できるのか」など、購入したい車があっても、月々の返済額が分からなかったり、そもそも購入できるのかどうか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ローンに通りやすい年収や月々の平均的な返済額、具体的な返済額のシミュレーション、ローン以外にかかる費用、返済の負担を減らすためのポイントを徹底解説します。
お伝えする情報を参考に、ぜひ無理のない返済計画をたてて憧れのマイカーを手に入れてください。
【この記事で分かること】
- 800万円の車をローンで購入するなら年収1600万円が理想!?
- 800万円を金利1.5%でシミュレーションすると、返済期間によって43万円以上の違いが!
- ローン以外にかかる費用について解説
【監修者】 高柳政道
【保有資格】
- 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- CFP®︎
- DC(確定拠出年金)プランナー2級
【実績】
- ライター歴2年
- 投資歴2年
- 金融系の執筆本数300本以上(保険の記事100本以上、カードローンの記事150本以上、iDeCo・NISA関係も30本以上)
【はじめに】車のローンの審査に通りやすい年収はいくら?

一般的には、車のローンの審査に通るための最低限の目安になる年収は200万円程度です。
ローンにおいて年収を確認するのは、返済能力があるかどうかをチェックするためで、極端に年収が低い場合ローンの審査を通過できません。
しかし、200万円以上の年収を得ているからといって、必ずしもローンの審査を通過できるわけではありません。また、年収を確認する際にあわせてチェックするのが「返済比率」と「融資比率」です。
「返済比率」とは年収に占める、年間のローン返済額の割合をいい、具体的な目安は30%~40%程度です。
「融資比率」は年収に占める、無担保ローン残高総額の割合を言い、具体的な目安は40%~50%です。
ローンの審査では「返済比率」と「融資比率」の2つの基準が範囲内となっているかを確認し、継続的な返済ができるかどうかを厳しくチェックしています。
800万円の車をローンで購入する際の年収はいくらが適正?

車のローンは、基本的に年収以上の借入額で組むことはできません。そのため、800万円の車を購入したい場合、年収が800万円より低いと組むことが難しいと考えておきましょう。実際は、今後の生活や車の維持費なども考慮すると、年収と同じ金額までローンを組むのはリスクが高いため、年収の半分程度に抑えておいた方が無難です。簡単に言えば、購入したい車の倍の年収があることが理想です。
800万円の車を購入したい場合、その倍の年収となるため、1,600万円あることが望ましいと言えるでしょう。
車のローンは何回払いまでできる?

車のローンの平均的な返済期間は3年~5年となります。1年間の支払いを12回と考えると、3年で36回、5年で60回です。車のローンは最長で10年間と設定しているローン会社も多く、この場合、返済回数は120回になります。
銀行が提供しているマイカーローンなどは最長10年の返済期間を設定していることが多い一方で、ディーラーや中古車販売店が提供するマイカーローンは、最長返済期間が短めに設定されていることが多いです。
また、銀行ではありませんが、損保ジャパンが提供している「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、最長10年の返済期間の設定が可能です。
返済期間を長期間に設定したい場合は、銀行が提供するマイカーローンや、損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」を中心に検討すると良いでしょう。しかし、あくまでも一般的なことですので、希望するローン会社の最長返済期間は事前に確認しておくと安心です。
800万円の車をローンで購入する場合の返済シミュレーション

800万円の車をローンで購入すると、月々の返済額や最終的な総返済額はどの程度になるかをシミュレーションしていきましょう。ここでは、損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の返済シミュレーションを使用して説明します。
金利は、「ジャパンダ・ネットマイカーローン」で提供されている通常ローンの下限金利1.5%と、上限金利3.95%で算出してみましょう。まず、800万円を最低金利1.5%で借りる場合のシミュレーションは下記の通りです。
※借入額800万円、1.5%、固定金利(元利均等返済)
返済期間 | 月々の返済額 | 総支払額 |
---|---|---|
3年(36回) | 227,398円 | 8,186,328円 |
5年(60回) | 138,479円 | 8,308,740円 |
7年(84回) | 100,385円 | 8,432,340円 |
10年(120回) | 71,833円 | 8,619,960円 |
この表のように、返済期間が短ければ月々の返済額が多く、返済期間が長ければ総返済額が増えています。特に、3年の返済期間と10年の返済期間を比べると、月の支払いでは15万円以上の差があり、総返済額は43万円を超える差額が生じるという結果になりました。
次に、返済期間は同じく、上限金利の3.95%で算出します。
※借入額800万円、3.95%、固定金利(元利均等返済)
返済期間 | 月々の返済額 | 総支払額 |
---|---|---|
3年(36回) | 236,013円 | 8,496,468円 |
5年(60回) | 147,151円 | 8,829,060円 |
7年(84回) | 109,166円 | 9,169,944円 |
10年(120回) | 80,806円 | 9,696,720円 |
金利が1.5%の場合と比較すると、10年の返済期間では総返済額が108万円も増加し、3年の返済期間でも総返済額が31万円増加することがわかります。
金利は、たった数パーセントの違いでもこのように返済額に大きな影響を与えます。
2つの表を見比べることで、いかに金利や返済期間が大切なのか理解できるのではないでしょうか。
車を購入する際にローン以外にかかる費用とは?

今まで見てきた通り、車をローンで購入すると金利や月々のローン返済が生じます。しかし、車の購入に伴ってこれらの他に、様々な初期費用や維持費が発生します。実際にどのような費用が発生するのかみていきましょう。
①購入のタイミングで発生する費用
購入のタイミングで発生する費用には、主に下記のようなものが該当します。
- 車両の登録や名義変更にかかる登録費用
- 車の所有に対してかかる自動車税
- 任意自動車保険などの加入にかかる保険料
- 初期点検やオプション装備にかかる整備費用
車体だけでなく後付けのオプション装備を希望する場合は、その費用も加算されます。
②定期的に発生する維持費
自動車を保有する際は、購入後も維持費が発生するということも意識しましょう。
定期的に発生する主な維持費は下記の通りです。
- 保険料
- 各種税金
- 車検費用
- 燃料費
- 駐車場代
- 定期的なメンテナンス費用
保険料やガソリン代、駐車場代などはプランや立地などを考慮することで抑えることも可能です。
税金や車検費用、定期的なメンテナンス費用に関しては一定額以上の大きな支払いが必要となるため、家計の負担になる恐れがあります。ですが、自動車税や車検などはある程度支払いの時期が把握可能ですので、事前に予算に組み込んでおくと安心です。
定期的なメンテナンスは、車自体の寿命を伸ばしたり、車検費用を抑えられたりとメリットがありますので、都度、車の状態を点検することが大切です。
車のローンなら損保ジャパンの「ジャパンダ・ネットマイカーローン」

「ジャパンダ・ネットマイカーローン」は、損保ジャパンが提供するWeb完結型のマイカーローンです。
通常ローンは1.50%~3.95%の低金利が設定されており、さらにエコカーを購入する場合には、エコカー割が適用され1.40%~3.85%とより優遇された金利で利用できます。
固定金利を採用しているため、市場の金利変動の影響を受けることなく、契約時の金利が最終返済まで変わらない点が大きな特徴です。低金利と固定金利を兼ね備えたローンなので、安定した返済計画を立てたい方に適しています。
また、審査はスピーディーに行われ、最短で翌日に結果が通知されるため、迅速に手続きを進めたい方にもおすすめです。申込みから借入れまでの全ての手続きがWebで完結するため、店舗に足を運ぶ必要がなく、手軽に申し込めるのも魅力です。
さらに、土日祝日でも申込みが可能で、新規の口座開設が不要なため、今持っている口座を登録できます。
加えて、契約後すぐに車の名義が本人のものになるため、所有権を気にせず自由に扱えるのもポイントです。
利用できる対象車両は新車・中古車に加え、バイクにも対応しています。
契約時の手数料はかからず、担保や連帯保証人も不要なので、安心して利用できるのもメリットです。
借入金額の上限は1,000万円に設定されており、800万円の車を購入する場合でも対応可能です。
最長返済期間は10年と長く設定されているため、月々の返済額を抑えながら無理のない計画を立てることができます。
また、繰り上げ返済にも対応しており、まとまった資金が用意できた際には一括繰り上げ返済が可能な点も魅力です。
800万円の車をローンで購入する際、月々の返済額を減らす4つのポイント

800万円の車をローンで購入する場合、月々の返済額が非常に大きくなります。負担を少しでも減らすために、下記の4つのポイントを意識しておきましょう。
- 頭金を準備して借入額を減らす
- 車のグレード・車種・オプションを見直す
- 低金利のローンを選択する
- 無理のない返済期間を設定する
①頭金を準備して借入額を減らす
まず、頭金を用意することでローンの借入額を減らし、月々の返済負担を軽減する方法があります。
例えば、車の購入費用が800万円の場合、200万円の頭金を支払えば、借入額は600万円に抑えられます。その結果、毎月の返済額が少なくなり、最終的に総支払額を軽減することができます。
余裕がある場合は、できるだけ頭金を増やすことを検討するとよいでしょう。
②車のグレード・車種・オプションを見直す
車両のグレードを上げたり、オプションを多く追加すると、それに伴い借入額が増え、月々の返済負担や総返済額も大きくなります。
しかし、標準的なグレードの車両を選んだり、オプションを最小限にすることで、借入額を減らしてローンの負担を軽減することができます。
また、新車だけにこだわらず、新古車や中古車の購入も視野に入れることで、購入費用をさらに抑えることが可能です。
欲しい車の性能や装備だけでなく、家計のバランスを考慮しながらローンの返済計画をたてることが大切です。
③低金利のローンを選択する
マイカーローンの負担を減らすためには、金利の低さが重要なポイントになります。
例えば、800万円の車を5年間のローンで購入する場合、金利が1.5%なら総返済額は8,308,740円ですが、3.95%のローンの場合、総返済額は8,829,060円となり、50万円以上の差が生じます。
金利を比較し、最適なローンを選択することで、負担を軽減できます。
④無理のない返済期間を設定する
ローンの返済期間は長ければ長いほど支払う利息が増えてしまうため、できるだけ短期間で返済するのが理想です。
ただし、返済期間を短くすると毎月の返済額が増え、家計を圧迫して病気など急な出費に対応できなくなるリスクがあるので、慎重に検討する必要があります。
まとめ

本記事では、800万円の車をローンで購入する際に必要な年収水準、返済シミュレーションや返済の負担を減らすためのポイントについて詳しく紹介しました。
800万円の車をローンで購入する場合、返済期間が短すぎると月々の負担が大きくなってしまいます。毎月の支払いに余裕がなければ、家計を圧迫し急な出費に対応できなく可能性もあります。また、車の購入はローンの返済だけではなく、初期費用や維持費もかかることも忘れてはいけません。
無理なく返済が続けられるよう、本記事でお伝えした情報を参考に、自分に合った返済計画を立ててください。