海外旅行保険は空港で入ると値段が高い?出発当日でも損をしない方法を紹介

Point
  • 空港で海外旅行保険に加入する最大のメリットは、慌ただしい出発前でも手早く申込みができること
  • 空港に設置されている保険カウンター、インターネットを利用して加入することが可能
  • 空港の保険カウンターは営業時間があるので注意

海外旅行に行くときは、トラブルに備えて保険に加入しておきたいと考える人は多いでしょう。
海外旅行保険の重要性は認識していても、出発準備や日々の忙しさなどで申込みを後回しにして、ついうっかり当日まで加入を忘れてしまっていることもあるのではないでしょうか。
この記事では、海外旅行保険の補償内容や加入方法の再認識と、出発当日に空港で加入する方法、空港で加入するメリット、デメリットなど、慌ただしい出発前でも海外旅行保険に加入できることを紹介します。

海外旅行保険とは?補償内容と出発当日でも可能な加入方法

海外旅行保険では、旅行中に起こるさまざまなトラブルに対して補償やサポートをしてくれます。ここでは、具体的な補償内容と加入方法について紹介します。

海外旅行保険の補償内容

海外旅⾏中のトラブルに特化した海外旅⾏保険には、⼀般的に以下のような補償があります。

病気やケガに対する補償

  • 旅行中にケガや発病で医師の治療をうけたときにかかった医療費や入院費などの「治療費用」
  • 旅行中に負ったケガで死亡や後遺障害が生じたときの「傷害死亡・後遺障害」
  • 旅行中に発病して死亡したときの「疾病死亡」

他人に対する補償

  • 保険の支払い対象期間中に、他人にケガを負わせたり、他人の持ち物を壊してしまったりしたときの「賠償責任」

持ち物に対する補償

  • 保険の支払い対象期間中に、携行する所有品(旅行のために無償で借りた物も含む)が盗難や破損されたときの「携行品損害」

他にも、航空機遅延や手荷物遅延などにより発生した費用を補償するなど、海外旅行時に発生しやすいトラブルに特化した補償があります。
特に、治療費は旅行先の医療事情により大きく異なるため、補償内容が適切であるかは、事前に各国の実際の事故例や補償金額などを確認しておきましょう。

海外旅行保険の加入方法、当日でもインターネットで加入できる

海外旅行保険に加入するには、いくつかの方法があります。

保険会社の窓口で直接申込みを行うと、保険販売員に要望を伝えることで適切な補償内容が含まれた保険を紹介してくれます。旅行代理店が保険の代理や紹介を行っていれば、旅行の申込みと一緒に加入することも可能です。
インターネットでの申込みは、対面での相談はできませんが、FAQやチャット機能での相談ができ、保険料の安さといつでも申込みができる手軽さがあります。
うっかり加⼊を忘れて出発⽇を迎えたときは、空港にある保険カウンターで保険に加⼊することができます。
それぞれの加入方法にはメリットやデメリットがあるので、事前に確認をしておきましょう。

海外旅行でトラブルが起きてしまったとき、慣れない国で対応するのは大変です。海外旅行保険は、トラブルに対する補償以外にもさまざまなサポートも行っています。リスク軽減のためにも、海外旅⾏保険への加⼊は⼤切になります。

空港で海外旅行保険に加入するメリットとデメリットを紹介

加入方法のひとつに空港の保険カウンターで申込みをする方法があります。ここでは、空港で海外旅行保険に加入するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

最大のメリットは、出発当日でもその場で海外旅行保険に加入ができることです。
突然の出張や旅⾏で事前に加⼊の手続きができなかった場合でも、出発当⽇に加⼊することができます。

空港の保険カウンターは、出発直前の慌ただしいときでも簡単に契約することができるように工夫されています。例えば、リピーター向けに顧客情報の保持や手続きの簡略化、その場で契約証発行、空港限定の補償プランなどがあり、手早く満足できる保険に加入することができます。

デメリット

手早く加入することが重要視されている空港での保険加入は、補償を選びやすいようにプランが限定されることが多くなります。保険会社別に補償内容を比較して選んだり、補償内容を細かくカスタマイズしたり、クレジットカード付帯の補償に付け足したりするような加入方法は不向きになるでしょう。空港にカウンターがある保険会社は限られているため、契約したい保険会社が決まっている場合は、利用する空港で取り扱いがあるか確認しておく必要があります。

また、海外旅行保険は、事前申込みで割引になることがあります。特にコスト削減ができるインターネット加入は割引率が高く、損害保険ジャパンの「新・海外旅行保険off!(オフ)」では、最大55%(※)もの割引になります。
しかし、空港での保険加入は、慌ただしい出発前に契約するのに適したプランを提供しているため、割引にならないことが多く、インターネットでの申込みと比べると割高に感じてしまうこともあるでしょう。

海外旅行保険は自宅を出発してから帰宅するまでを補償対象期間とするのが一般的です。しかし、空港で加入した場合は、加入後から補償対象になります。自宅から空港までのトラブルは補償対象外になるので注意しましょう。

(※)
アジア旅行(個人・保険料抑えたいプラン・4日間)において、店頭販売商品(海外旅行総合保険)料率での計算と比較した場合

空港での海外旅行保険加入方法と具体的な手続き方法

国際線が発着する空港の多くでは、海外旅行保険に加入できる保険カウンターがあります。ここでは、空港で海外旅行保険に加入する方法について紹介します。

保険カウンター、インターネットで加入

空港で海外旅行保険に加入する方法は2つあります。

保険カウンターで申込みをする方法

空港に設置されている海外旅行保険専用のカウンターを利用して加入する方法です。慌ただしい出発前でも、納得した保険に加入できるよう保険販売員がサポートし、その場で契約証の発行まで行います。

空港内の保険カウンターのみのプランなど、選びやすく充実した補償内容の提案と、保険販売員が対面で応対することで、加入手続きからプランの相談まで幅広くサポートをします。
保険カウンターでの⼿続きは5〜10分程度といわれていますが、時期や時間帯によっては待ち時間が長くなる可能性があります。申込みをするときは、時間に余裕をもってカウンターを訪れるといいでしょう。

インターネットで申込みをする方法

空港でパソコンやスマートフォン、タブレットなどを利用して加入する方法です。保険カウンターを訪れなくても、インターネット環境が整っていればその場で海外旅行保険に加入することができます。

インターネットで当日でも加入できる海外旅行保険を探して、手続きを行います。出発当日や自宅出発後の保険加入は、一部の補償や特約をつけられないことがあるので注意しましょう。契約証をWebなどで受け取れると、トラブルがあったとき保険会社にスムーズに連絡することができます。

また、契約成立後には、いつでも契約内容が確認できるWeb契約証が発行されます。

ただし、当日出発の場合、搭乗予定の飛行機が遅延したときにかかった費用を補償する「航空機遅延費用等補償特約」がセットできないため、出発日の2日前までに申し込むのがおすすめです。

手続きに必要なもの

空港で海外旅行保険を申し込むときの支払い方法は、保険会社によって、クレジットカードのみ、現金のみなど異なる場合があるので、多少の現金(日本円)とクレジットカードを準備しておくとよいでしょう。
保険対象期間によって、本人確認のためにパスポートの提示を求められる場合もあります。
インターネットで申し込む場合は、メールアドレスなども必要になるでしょう。

カウンターの場所や営業時間

空港の保険カウンターには、営業時間があります。空港や保険会社によって異なるため、空港で保険加入を検討している人は、保険カウンターの場所と営業時間の確認をしておきましょう。

空港で損害保険ジャパンの海外旅行保険に加入する場合は、以下の表を参考にしてください。営業時間は予告なく変更または休業する可能性があります。

空港/
取り扱い代理店
営業時間 保険カウンター
成田国際空港
第1ターミナル
カウンター
営業時間 フロアマップ
羽田空港
第2ターミナル
カウンター
第3ターミナル
カウンター
営業時間 第2T
フロアマップ

第3T
フロアマップ
中部国際空港
セントレア
第1ターミナル
保険カウンターの場所・営業時間
関西国際空港
第1ターミナル
営業時間 フロアマップ

まとめ

海外旅行保険の補償内容は、「病気やケガに対する補償」「他人に対する補償」「持ち物に対する補償」があります。加入方法もさまざまあり、保険窓口や旅行代理店での紹介、インターネット、空港で申込みをすることができます。
空港で海外旅⾏保険に加⼊する最⼤のメリットは、慌ただしい出発前でも⼿早く申込みができることでしょう。出発当⽇に、空港に設置されている保険カウンターやインターネットを利⽤して加⼊することが可能です。しかし、補償内容をじっくり考えたい⼈やカスタマイズしたい⼈には不向きな加⼊⽅法といえます。また空港で加入するときは、保険会社や取り扱いプランや支払い方法が限定される点や、航空機遅延費用等補償特約がセットできない点に注意しましょう。

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