監修者の想い
子どもの発育発達の側面から考えて、ダンスには大きなメリットがあります。生まれてから小学生にかけては、バランス感覚・リズム感・敏捷性などの『神経系』が発達していきますので、単純な動作の繰り返しではなく、多様な動きを多く実践することが『神経系』の発達には重要であるとされています。ダンスは多様な動きを振り付けから実践することができ、また同時にリズム感も養うことができるため、『神経系』の発達のための運動として非常に有用であると考えられ、ダンスを取り入れたトレーニングは、小学生のうちに積極的に取り組む必要があると考えています。
佐藤菜穂子 博士(名古屋学院大学リハビリテーション学部 准教授、理学療法士)