子どもとともに美術鑑賞~対話による美術鑑賞教育~
美術鑑賞教育の普及支援活動のひとつとして、新宿区立小中学校を対象に行っている「対話による美術鑑賞教育」支援活動は、新宿区教育委員会・公益財団法人新宿未来創造財団と当館の3者により進めている活動です。2015年度は小学校全29校、中学校7校が参加。本物の作品をじっくり見て、感じたことを自分で確かめ言葉にして、友人と話し合いながら、作品の見方や考え方を深める活動をガイドスタッフと共に行っています。
ガイドスタッフはすべてボランティアの皆さまで現在約70名が登録し活動しています。ガイドスタッフは、まず各学校の図工・美術の授業へ出向き、子ども達と交流を図ります。そして、美術館での「鑑賞会」では、事前授業と同じ班の子ども達と組み、彼らの言葉を引き出していきます。
また一般の方を対象にした「対話による美術鑑賞会『ギャラリー★で★トーク・アート』」も展覧会ごとに休館日1日を選んで開催しています。