子どもとともに美術鑑賞~対話による美術鑑賞教育~
美術鑑賞教育の普及支援活動のひとつとして、新宿区立小中学校を対象に行っている「対話による美術鑑賞教育」支援活動は、新宿区教育委員会・公益財団法人新宿未来創造財団と当館の3者により進めている活動です。
子どもたちは本物の作品をじっくり見て、感じたこと、考えたことを言葉にして、友人と話し合いながら、作品の見方や考え方を深め他者を理解する活動をガイドスタッフと共に行っています。ガイドスタッフはすべてボランティアで活動しています。
この活動は、「事前授業」と「鑑賞会」で構成されており、ガイドスタッフは、まず各学校の図工・美術の「事前授業」へ出向き、作品(アートカード)を通して子ども達と交流を図ります。
そして、美術館での「鑑賞会」では、作品の前で子どもたちから言葉を引き出し繋いでいきます。
また一般の方を対象にした「対話による美術鑑賞会『ギャラリー★で★トーク・アート』」も展覧会ごとに休館日1日を選んで開催しています。