新・海外旅行保険【off!(オフ)】海外旅行の安全対策
海外旅行に行く前に
海外旅行に出発する前に知っておきたい、各種お手続きや現地情報などをまとめています。
旅行に適した国ですか?
海外には旅行に適さない国や地域がたくさんあります。外務省では、旅行に適さない国や地域の危険度の情報を、4段階に分けて提供しています。
なお、危険情報については、旅行前だけでなく、旅行中も常に把握するように心がけてください。
危険情報のレベル
レベル1:十分注意してください。
その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)。
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
国・地域別の海外安全情報は、外務省海外安全ホームページでご確認ください。
現地情報を調べましょう
旅行先の国・地域が決まったら、次は旅行の計画です。国・地域によって規則や風俗が違うため、それらの情報をあつめてから計画をたてるようにしましょう。
現地の法令・規則
ビザ(査証)とパスポート(旅券)
ビザ(査証)が必要かどうかは、旅行先の国によって異なります。ビザ(査証)が必要な場合は、ビザ(査証)がどのくらいの期間で発給されるのかを事前に確認してください。また、入国の際にパスポート(旅券)に一定期間の残存有効期間が無いと、入国やビザ(査証)の発給を拒否する国がありますので、パスポートの残存有効期間も確認しましょう。
パスポートの残存有効期間や在日大使館については、外務省ホームページでご確認ください。
お金(外貨・現地通貨)の持ち出し、持ち込み
国によって入出国の際のお金の持ち出し・持ち込みの額が決まっている場合があります。
- 入国時に持ち込むことができる外貨の額
- 出国時に持ち出すことができる外貨・現地通貨の額
- 現地通貨から外貨に換金できる額
など
通関
通関では、国によってさまざまな規制が行われています。以下のものは、多くの国で規制の対象となっています。
- 麻薬類や武器類
- 動物(食肉や魚を含む)や植物(防疫対策のため)
- 美術品など(信頼のおけるお店で購入し、国外持ち出しの可否を確認してください。)
このほか、貴金属や高級カメラ、コンピュータなどの電気機器の持ち込みに申告が必要な国があります。この場合、正確に申告を行ない、税関から渡される申告の受領証を出国まで大切に保管する必要があります。滞在中に申告をした品物を紛失したり、譲渡したりすると、販売したものと見なされ、出国時に税金を徴収されることとなります。また、申告せずに持ち込んだ場合、出国時にそれが判明すれば、高額な罰金を取られることになります。
写真撮影の制限
国防上の理由で、国境施設、軍事施設、空港・港湾・発電所などの経済施設について写真撮影を禁止している場合があります。
旅行制限
外国人を制限している地域や旅行許可を必要とする国があります。
風俗・習慣
人々の暮らしと宗教が密接に結びついている国は数多くあります。現地の文化、風習に触れることは旅の醍醐味ですが、宗教に関わる問題については、慎重に対応することが必要です。服装についても注意を要する場合がありますので事前に調べておくとよいでしょう。大切なのは、現地の風俗習慣を尊重し、常に慎重な行動を心掛けることです。
現地情報の収集
旅行先の基本情報を確認したら、詳しい現地の情報を調べてみましょう。旅行がより充実したものになります。海外旅行に関する情報の収集先はたくさんあります。情報を積極的に集めること自体も旅の楽しみの1つです。
旅行前
- 海外旅行ガイドブック
- 在日各国政府観光局
- 旅行会社
- インターネット
- TV番組
旅行中
- ホテルのフロント
- 現地観光局・旅行会社
- ツーリストインフォメーション
- クレジットカード会社などのツアーデスク
旅行中のトラブル対策
海外旅行に出発する前に知っておきたい、海外旅行中のトラブル対策をまとめています。
病気への対策
海外では、食事、気候、習慣の違いや旅行の疲れなどから、体調を崩しがちです。なかには重大事故に至るケースも発生します。事前の準備と旅行中の心がけ次第で、旅行中に体調を崩すことなく過ごすことができます。ここでは、旅行前の事前準備と、旅行中に心がけるポイントを紹介します。
旅行の前にできること
- 旅行に出発する前に、健康診断やかかりつけの医者にみてもらいましょう。
- 常備薬を用意しましょう。
- 旅行先の流行病や衛生状況をよく知っておきましょう。
- 旅行先の気候にあわせた服装を用意しましょう。
現地での疾病対策
- 海外旅行先では、体調を崩してしまいがちです。自分では気がつかなくても時差や気候の違い、食事の違いから体は疲れているのです。
- 過密スケジュールを組まないでおきましょう。
- 疲れを感じたら休養をとりましょう。
- 体調が悪いと感じた時には無理をせず第一に休養をとることを心がけましょう。
盗難への対策
海外旅行で日本人があうトラブルの多くが、持ち物の盗難や紛失です。危機管理も旅行を安全に終えるための大切な要素となっています。常に身の周りを注意し、隙を作らないように心がけましょう。
事前に準備しておきたいもの
不幸にも盗難被害にあったとき、すばやく適切な対応ができるように、貴重品の番号などの控えと事故時の連絡先リストを作成しておきましょう。
チェック |
項目 |
確認事項 |
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海外旅行保険 |
保険会社名 |
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保険証No. |
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連絡先 |
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ポケットガイドの用意 |
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渡航先在外公館 |
名称 |
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連絡先 |
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所在地 |
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パスポート |
旅券番号 |
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発行日 |
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パスポート用写真(4.5cm×3.5cm)の用意 |
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コピーの用意 |
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クレジットカード |
カード番号 |
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事故時の緊急連絡先 |
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航空券 |
航空会社の連絡先 |
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便名(往路) |
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便名(復路) |
外出中の盗難対策
外出中は、観光などで注意が散漫になっているため、さまざまな角度から隙をねらわれます。盗難にあわないために、以下のポイントに注意しましょう。
対策のポイント
- 多額の現金・貴重品は持ち歩かない
- やむを得ず持ち歩く場合はいくつかに分けて携帯する
- 手荷物は手から離さない
- リュックサックなど自分の視界から外れるカバンは極力避ける
- 財布のカバンの出し入れは、すばやく行う
- ひと気のない通りに行かない
盗難の手口
注意をそらされているうちに盗難にあってしまうケースが多発しています。犯人は、注意をそらす人と盗む人の複数で行動しています。
- 話しかける
- 財布を落として小銭を撒き散らす
- おばあさんや子どもが近くで転ぶ
上記のような場面に遭遇したら、盗難の可能性もあると認識したうえで対応しましょう。
ホテルでの盗難対策
ホテルには宿泊客だけが滞在しているとはかぎりません。誰でも出入りできるフロントやレストランがあるため、観光客をねらった盗難も多発しています。エレベーターは扉が閉まれば密室となってしまいますので、十分な注意が必要です。被害にあった場合は、被害を大きくしないためにも、決して抵抗はしないでください。
対策のポイント
- 部屋のドアには必ず防犯チェーンをかける
- ノックされたらチェーンをつけたまま相手を確認する
- 頼んだ覚えのないホテルの従業員や電気の修理人が来たら必ずフロントに確認をとる
爆弾テロへの対策
旅行先におけるテロ事件の発生状況、発生の可能性の有無などは、あらかじめ具体的に把握しておくようにしてください。
各国の爆弾テロ、危険地域などの情報は外務省海外安全ホームページでご確認ください。
無差別テロ事件が発生している地域
立ち入りはできるだけ控えてください。やむを得ず立ち入る場合は、標的となるおそれのある場所への立ち入りは避けてください。
爆発事件が発生した場合
なるべく爆発現場から遠ざかり、身近で爆発音を聞いたらすぐその場に伏せましょう。爆風でガラスが飛散することがあるので、高層建築の下などは通行しないように注意しましょう。
トラブル時のご連絡
24時間365日日本語対応。
保険契約証などをお手元にご用意のうえ、お電話ください。
このページは概要を説明したものです。詳しい内容については、取扱代理店または損保ジャパンまでお問い合わせください。