環境教育事業

市民のための環境公開講座

市民のための環境公開講座は1993年に開講され、30年以上にわたりより多くの市民の皆様が環境問題への理解と認識を深め、それぞれの立場で課題の解決に向けて行動できることを目指した環境セミナーです。
SOMPOホールディングス、(公財)SOMPO環境財団、(公社)日本環境教育フォーラムとの協働事業として年間約10回の講座を毎年開催しています。
NGOと企業によるパートナーシップの先駆けとして実施され、2020年からは無料のオンライン講座として実施をし、全国から学生、企業人、NPO/NGOなど多様なセクターの方々にご参加をいただき、2022年度までの累計受講者数は約36,400名にのぼり、録画データの配信などにより、時間や場所を問わず、繰り返し学べる機会を提供しております。これまでに取り上げたテーマは「気候変動」「生物多様性」「環境教育」など多岐にわたり、グローバルに活躍をする専門家や企業経営者、NPO/NGOなどの実践者の方が講師として登壇し、累計で446回開催しています。

通常講座の様子

特別講座の様子

CSOラーニング制度 ―環境人材育成のインターンシッププログラム―

公益財団法人SOMPO環境財団では、「木を植える人を育てる」という理念のもと、環境人材育成を目的とした「CSOラーニング制度」を実施しています。本制度は大学生・大学院生を対象に、環境分野のCSOでの8か月間のインターンシップを通じて、持続可能な社会づくりに貢献する人材育成を目指しています。参加者は活動の中で環境問題への取り組みの最前線を経験し、修了後は様々な分野で活躍する人材として、社会課題解決のリーダーとなることが期待されています。2000年の制度開始以来、関東・関西・愛知・宮城の4地区でプログラムを行い、2022年度までに1,276名の環境人材を社会に送り出してきました。2023年度は新たに福岡地区にも制度を拡大します。

SOMPOグループでは役職員のボランティア組織「SOMPOちきゅう倶楽部」にて奨学金の一部を寄付し、活動を支援しています。2020年度以降はテレワークなどのオンライン活動も導入し、時代に即したプログラム運営を行っています。

また、2019年2月からはインドネシア版CSOラーニング制度として「NGO Learning Internship Program in Jakarta」をスタートさせています。2022年度までに四期78名の学生が修了し、現地政府とも連携しながら人材育成に取り組み、インドネシアの環境問題解決に貢献する次世代のリーダー育成を目指しています。

インドネシア・ジャカルタでの第5期キックオフ・セレモニー

CSOでのインターン活動の様子

2022年度CSOラーニング制度修了式

ページトップへ