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社会福祉の「活動と研究」を支える~(公財)SOMPO福祉財団~

(公財)SOMPO福祉財団

1977年に設立された公益財団法人SOMPO福祉財団は、国内およびASEAN加盟国・インドで活躍する社会福祉分野のNPO/NGOへの助成や、社会福祉・社会保障・保険・ジェロントロジー(老年学)に関する研究会の開催や研究助成、社会福祉の分野における優れた学術文献の表彰などの事業を通じて、社会福祉の発展と向上を目指しています。また超高齢化社会を見据え、認知症等の高齢者を在宅で介護する家族への支援や、介護福祉士を目指す学生への奨学金給付事業などを通じ、複雑化する社会的課題の解決に資する活動を推進しています。「社会福祉の実践」と「社会福祉の学術研究」の両面から、時代のニーズにあわせた事業を展開しています。

自動車購入費助成

1999年から障がい者に対する福祉活動を行う団体に自動車購入費を支援する事業を行っています。
2022年度は、西日本地区で募集をし、10団体に助成をしました。自動車の購入は、団体の活動範囲や活動規模が拡大し、障がい者の収入の増加や利用者の増加につながっています。

【利用者の送迎に大活躍】

NPO基盤強化資金助成

2004年から地域を支えるNPOの活動基盤の強化に必要な資金を支援する事業を行っています。
2022年度は、「組織の強化」と「事業活動の強化」に必要な資金を助成するプログラム、認定NPO法人の取得資金を助成するプログラムを合わせて、25団体に助成しました。新型コロナウイルス感染の影響が長期化する中、引き続き2022年度も地域福祉を支えるNPOが組織を強化し、地域での信頼性を向上させ、地域に根付いた持続的な事業活動ができるよう支援をしています。

【ピザ作りで三世代交流から絆づくり】

海外助成

2010年から社会福祉分野で活躍するASEAN諸国、インド、南アフリカの非営利団体を支援する事業を行っています。2022年度は、障害者の社会参加とエンパワーメントプログラムで必要な車椅子の支援(インドネシア)貧困で障害のある若者の職業訓練や就労支援に必要な器材やトレーニング教材の支援(マレーシア)、視覚障害のある子どもたちに教育的な読み物が不足しているため、点字本の材料などを支援(フィリピン)、Covid19 によって両親を亡くした子供たちに音楽を通した心の教育の充実プロジェクトとして音楽鑑賞会費用を支援(ベトナム)するなど、4カ国の4団体に助成しました。

【マレーシアでの贈呈式】

【フィリピンの学習支援センターへPCを支援】

SOMPO福祉財団賞

1999年度から将来が期待される若手・中堅の研究者を対象に、優れた社会福祉学術文献を表彰する事業を行っています。2022年度は永田祐氏が 『包括的な支援体制のガバナンス-実践と政策をつなぐ市町村福祉行政の展開』で受賞されました。また林健太郎氏が『所得保障法制成立史論-イギリスにおける「生活保障システム」の形成と法の役割』で奨励賞を受賞されました。なお、「贈呈式」は2023年3月、「受賞記念講演会」は2023年7月に開催しました。

【2018年度 贈呈式 】

【2019年7月 受賞記念講演会とシンポジウム】

在宅で高齢者を介護する家族の交流および研修への支援

1991年から在宅で認知症高齢者を介護する家族の癒しと介護技術等のレベルアップを図るための交流および研修に対する支援事業を行っています。

【介護技術の研修】

介護福祉士を目指す学生への奨学金の支給

介護福祉人材の育成を目的に、介護福祉分野で人材不足となっている介護福祉士を目指す2年制の専修学校生と福祉系高校生を対象に奨学金を支給しています。2022年は専修学校1年生7名と高校2年生5名を採用しました。学校卒業後は多くの方が福祉現場で活躍しています。

【介護福祉士を目指す学生の実習風景】

福祉諸科学事業

ジェロントロジー(老年学)分野における独創的・先進的な研究などに対して研究助成を行っています。他にも保険業法に関する研究会、健康保険・介護保険システム研究会、ジェロントロジー研究会などを開催しています。また財団叢書を発行して図書館など、広く一般的に研究の成果を公開しています。

【保険業法に関する研究会】

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