車両保険の補償範囲の設定
車両保険には、補償の範囲によって主に2つのタイプがあります。
1.一般条件 |
ご契約の自動車が盗難または衝突・接触・火災・爆発・台風・竜巻・洪水などの偶然な事故によって損害を被った場合に保険金をお支払いします。 |
2.車対車・限定危険 |
ご契約の自動車以外の自動車または動物*との衝突・接触および火災・爆発、盗難、台風・竜巻・洪水、落書・いたずら、物の飛来・落下などにより、ご契約の自動車に損害が生じた場合にかぎり保険金をお支払いします。
*人を除きます。
|
「一般条件」と「車対車・限定危険」のそれぞれの場合で保険金が支払われる事故の例は下表のとおりとなります。
○:保険金をお支払いする場合
×:保険金をお支払いできない場合
事故例 |
一般条件 |
車対車・限定危険 |
ご契約の自動車以外の自動車との衝突*1 |
○ |
○ |
動物との衝突・接触 |
○ |
○*4 |
盗難事故*2 |
○ |
○ |
火災・台風など*3 |
○ |
○ |
単独事故(自損)・自動車以外の物との衝突 |
○ |
× |
- *1あて逃げを含みます。
- *2「車両盗難対象外特約」がセットされている場合は補償されません。また、ご契約の自動車が二輪自動車または原動機付自転車の場合は補償されません。
- *3火災、爆発、台風、竜巻、洪水、いたずら、物の飛来・落下その他偶然な事故のことをいいます。ただし、ご契約の自動車の所在が確認できない事故であって、かつその原因が明らかでない事故を除きます。
- *4人との衝突または接触によって生じた損害は補償されません。
保険料は「車対車・限定危険」より高くなりますが、万が一の事故に備えて、補償範囲が限定されていない「一般条件」をおすすめします。