「我が家からは火を出さない!」と思っていても、放火される危険や隣家からのもらい火の危険が潜んでいます。こうした隣家からのもらい火で自宅が焼失しても、「失火の責任に関する法律」(明治三十二年法律第四十号)によって、多くの場合火元の損害賠償責任は免除され、火元からの損害賠償を期待することはできません。もちろん、自ら注意し、火を出さないような対策をとっておくことは重要なことですが、それだけでは自分の財産を守りきれないこともあります。
発生原因の上位には「たばこ」や「こんろ」など、よく聞く原因があがっていますが、火災は思わぬ原因で発生することもあります。コンセントの部分に溜まったホコリが原因で発火する「トラッキング現象」による火災、ガラス製の置物に直射日光があたり、レンズの役割をはたし火災が発生する「収れん火災」など、思わぬところに出火する原因が潜んでいます。まさしく、他人事ではありません。
長年かかって築いてきた財産を焼きつくし、時には生命を奪う恐ろしい火災……防火の対策をとり、火災に遭わないことが一番ですが、万が一火災に遭ってしまったときのために、保険の手当ても忘れてはなりません。
損保ジャパンでは、火災をはじめとする様々な災害への備えとお住まいに関わる幅広い補償をご用意しています。
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